スピリチュアル系の話や都市伝説系の話でも良く出てくるマヤ暦。
このマヤ暦にはkinナンバーというものが存在し、そのkinナンバーによって人の運命や特徴がわかるとされています。
マヤ暦を使った占いのほとんどがこのkinナンバーを用いた方法です。
そして、そのkinナンバーのなかでも特に人への影響力が大きいとされているのが黒kinというものです。
ここでは、マヤ暦のkinナンバーを分かりやすく解説し、黒kinの人の特徴を合わせて紹介します。
マヤ歴のkinナンバーとは?
マヤ暦のkinナンバーというのはいわゆる誕生日のことです。
現在われわれが使っている暦はグレゴリオ暦ですよね。1年を365日として扱っています。
しかし、マヤ暦では1年を260日として扱い、独特な計算方法によって1年の周期を考えていました。
つまり、kinナンバーは1~260までの260通りあるわけです。
どうしてマヤ暦でkinナンバーが重要視されているのか?というと、古代マヤ文明では生まれたその日に受けた太陽からの光(=宇宙からのエネルギー)がその後の人生に影響を及ぼすと考えられていたからです。
この考えを使って今でもkinナンバーを使った占いが行われています。
kinナンバーを求める公式
現在使われているグレゴリオ暦でいうところの誕生日がわかれば、そこからkinナンバーを求めることができます。
こちらがグレゴリオ暦の誕生日からマヤ暦のkinナンバーを求める公式です。
(62 + ( (年-2014) % 52 ) * 365 + 月の並びデータから求めた値 + 日 ) % 260 = Kin番号
ここでいう『月の並びデータから求めた値』というのは、誕生月の1日目が1月1日からカウントして何日目にあたるか?というデータ表です。こちらがそのデータ表になります。
1月=0
2月=31
3月=59
4月=90
5月=120
6月=151
7月=181
8月=212
9月=243
10月=273
11月=304
12月=334
例えば、9月生まれの人は243が月の並びデータから求めた値になります。243という数字は9月1日は1月1日からカウントして243日目という意味ですね。ほかの月も同様です。
そして、公式のなかにある『%』は剰余を表します。いわゆる余りのことです。
10%5は、10を5で割ると2あまり0なので10%5=0。11%5は、11を5で割ると2あまり1なので11%5=1となります。
小さい数割る大きい数をするときは小学校で習ったように、割られる数がそのままあまりになります。(例えば10÷20=0あまり10です)
では実際に求めてみましょう。例えば、1950年5月15日に生まれた人のkinナンバーを求めています。計算式は以下の通り。
(62 + ( (1950-2014) % 52 ) * 365 + 120 + 15 ) % 260 = 237
ということで、この人のkinナンバーは237ということになります。
数式は手計算もできますが、google chromeの検索バーに入力すれば自動で計算することができます。
黒kinの人の特徴はなに?
このkinナンバーにはそれぞれ固有の色が割り振られています。これはツォルキン表というものを見ることで分かります。
このツォルキン表で黒く塗りつぶされているところのkinナンバーを持っている人がいわゆる黒kinです。
黒kinというのマヤ暦でも特別なkinナンバーとされていて、一般的には周りの人への影響力が大きい人とされています。
例えば、ビートルズのメンバーは全員黒kinの持ち主なんだとか。あれだけ人気が出た理由もうなずけますね。
ただ、一方で黒kinの人の人生は波乱万丈であるということも言われたりします。
これはつまり、黒kinというのはエネルギーが非常に強いため、普段の行いや生活の仕方、目指すべき方向によってはプラスにもマイナスにも大きく振れてしまうということなのです。
黒kinを持っているという人は、ぜひプラス思考で頑張っていきましょう。