マザー牧場でバンジージャンプ事故はあった?高さはどれくらい?

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子供から大人まで楽しめる広大な敷地を使ったテーマパーク『マザー牧場』。

このマザー牧場には国内でも有数の人気を誇るバンジージャンプがあります。関東圏内ではもっとも有名といっても過言ではないでしょう。

ここではそんなマザー牧場にあるバンジージャンプ(通称:ファームバンジー)について取り上げます。

マザー牧場のバンジージャンプ『ファームバンジー』の高さ

マザー牧場のバンジージャンプは高さ21メートル、ビルで考えると7階に相当する高さです。

このくらいの高さであればバンジージャンプとしては特段珍しい高さではありませんが、ファームバンジーが人気の理由は施設が設置されている場所にあります。

ファームバンジーは標高321mに設置されており、バンジージャンプの高さは21mながらも、体感としてはかなり高い位置からダイブしているような感覚におちいります。

スリルももちろん満点ですが、それ以上に感じる爽快感は格別です!

マザー牧場の公式サイトでは、バンジージャンプ台からは房総の山並みと東京湾を見下ろすことができると紹介されています。

マザー牧場でバンジージャンプ事故はあった?

一方、気になるのが事故の有無です。結論からいうとマザー牧場では過去に事故歴はありません。

ただ、国内でのバンジージャンプ事故というと、2017年の8月にあった長崎のハウステンボスでの事故が記憶に新しいですね。当時の毎日新聞紙面では以下のように報じられました。

長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」(HTB)で遊具のバンジージャンプの命綱が切れて利用客が軽傷を負った事故は、若者を中心に人気があるバンジージャンプの安全管理のあり方に疑問を投げかけた。HTBは定期的に命綱の点検や交換をしてきたが、国内にはバンジージャンプに関する法的な安全基準はなく、事業者による独自の管理に長年任せてきたのが現状だ。専門家は「安全性を確認する組織やガイドラインが必要だ」と指摘する。

HTBでの事故は今月1日に発生。高さ20メートルの鉄塔にあるジャンプ台から福岡県古賀市の公務員男性(37)が飛び降りたところ、いったん下まで落ちた後に命綱が縮み、体が浮き上がった時に命綱が切れた。男性は地上のエアマットに落下した後、弾みで地面に落ちて右肩を打撲した。

HTBによると、遊具は2015年10月に設置。命綱は、ジャンプ台とつながった鉄製ワイヤ(太さ約6ミリ)と伸縮するゴム製ロープが「カラビナ」でつながっている。断裂したのは鉄製ワイヤとその先端に付いた鉄製の輪の結合部分だった。ワイヤは3カ月ごとに点検して半年ごとに新品に交換しており、最後に取り換えたのは2月。5月に実施した定期点検では異常はなく、今月下旬には新品と交換する予定だったという。

事故のあったハウステンボスのバンジージャンプとマザー牧場にあるバンジージャンプの高さはほぼ同じです。

命綱が切れたという大惨事にも関わらず、男性は打撲で済んだのは不幸中の幸いですが、打ち所が悪ければ最悪のケースも考えられます。

同誌面では、同じ構造のバンジージャンプを採用している施設としてマザー牧場が取り上げられていました。

ハウステンボスが事故を起こしたのに対し、過去に事故歴がないマザー牧場の管理を以下のように紹介しています。

千葉県富津市の「マザー牧場」には高さ21メートルから飛ぶバンジージャンプがあり、年間約1万4000人が利用する。HTBとは異なる命綱を使用するが、金属製ワイヤは年に1回、ゴム製ロープは300回使用するごとに交換している。いずれもメーカーの推奨期間よりも短い期間で交換しているという。

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