心霊スポットで遭遇した事故の生き残りが語るエピソード

スピリチュアル

いつの時代も科学で解明ができないものというのは興味をそそりますよね。

心霊スポットもその典型で、怖いもの見たさに若者が心霊スポットに潜入するというのは良くある話です。

心霊体験などはネットを探すとよく出てきますが、なかには本当に命を取られそうになったというような恐怖体験もあります。

過去には実際に不可解な事故などが心霊スポットで起きており、それで命を落としている人もいます。

そこで気になるのが、そういう事件や事故に巻き込まれた人のなかで生き残った人はどう感じているのか?ということです。実際に事故に遭った人も、その事故を霊の仕業だと考えているのでしょうか?


2017年4月22日に山梨で起きた交通事故

事故を霊の仕業だと考えるなんて馬鹿げてる。

そう思う人のなかにはいるでしょう。

しかし、2017年に不可思議な事故が山梨で起きました。これを機に、霊の仕業による事故を信じる人が増えたともいわれています。以下、当時の産経新聞から引用です。

22日午後9時40分ごろ、埼玉県秩父市浦山の県道で、同県横瀬町横瀬、無職、柏木海渡さん(18)の軽乗用車が道路脇のフェンスを突き破って崖下に約15メートル転落した。同町に住む18歳の4人が乗っており、柏木さんが胸を打って死亡したほか無職男性が内臓損傷の重傷を負い、男子大学生と建設作業員の男性が軽いけがをした。

秩父署によると、4人は友人で、柏木さんを除く3人は「心霊スポットを見つけるため出掛けていた」と話している。軽乗用車はやや下り坂の直線で対向車線にはみ出し、崖下に落ちた。署は原因を調べている。

この事件では明確な事故原因というのは特定されていないようです。

見通しのいいなだらかな下り坂で、突然フェンスを突き破って崖下に転落するというのは通常考えにくいことです。

では、この事故で生き残った人はどのように証言しているのでしょうか?以下、この事故に遭遇し無事一命を取り留めた男性の証言です。

「走行中、何かの衝撃を受けて運転席側のエアバッグが開いた」

警察の捜査によると、道路上に落ちていた石に接触し、その衝撃でエアバッグが開いたとみているようですが、本当に石に当たっただけでエアバッグは開くものなのでしょうか。

この周辺は以前から自殺の名所として知られており、心霊スポットめぐりで訪れる若者も多かったといいます。そのことから、霊に連れていかれてしまったと考える人は多いようです。

似たような事件は過去にも数件報告されている

実は新聞などで公式に報道されたもので、心霊スポットに行く途中に起きた事故というのは過去にも数件あります。

そのなかの一例として、2013年に愛知県で起きた事故をみてみましょう。以下、当時のライブドアニュースの記事から引用です。

9日午前2時45分頃、愛知県安城市城ヶ入町の国道23号安城西尾インター上り出口で、17~19歳の男女5人が乗った乗用車が分離帯に衝突し、大破した。
5人は中学時代からの友人で、肝試しをするため心霊スポットに向かう途中だった。

現場は片側2車線の直線道路。
現場は60キロ規制で、目撃情報やブレーキ痕などはなく、事故原因は不明。アルコール反応もなかった。

この事故についても原因は特定されていません。

生き残った人たちの証言については公表されていませんが、警察の取り調べが念入りに行われたことを考えると、本人たちでも理由が分からないほどの突然の事故だったのでしょう。

そして、この事故現場にはブレーキ痕がなかったようで、一部では『霊に取り憑かれていたのでは?』という声も上がっています。

その他の心霊スポットで起きた事件・事故

実際に心霊スポットで起きた行方不明事件です。

周囲は山々に囲まれているため、行方不明になる可能性としては高いと思われますが、長期にわたる捜索でも見つからないほど山は深くありません。

1996年(平成8年)5月5日、富山県氷見市在住の女性2名が家族に「肝試しに行く」と告げて外出し、友人のポケットベルに「今魚津市にいる」とメッセージを送ったのを最後に消息を絶つという事件が発生した。

富山県警は、「肝試し」「魚津市にいる」というキーワードから、2人は魚津市にある廃墟となった坪野鉱泉旅館跡に出向き、その後失踪した、という結論に至り、事件・事故の両面から捜査を行った。しかし事件から1年後である1997年(平成9年)5月4日時点で手がかりが何もないことが『読売新聞地方版・富山よみうり』にて、「少女不明から1年」と題して2日間に渡って地域ニュースの特集記事として報じられた。

紙面では更に、女性の片方が所有し失踪当時運転していた乗用車も発見されていないことから、県警ヘリと山岳捜索隊を組織し、崖下など車が転落しそうな地点を捜索したが発見に至らず、当時の坪野鉱泉が暴走族のたまり場であったことから事件に巻き込まれた可能性もあるとした。

次は、京都府八幡市にある軍人病院という心霊スポットで起きた事件です。

2010年8月24日に発生した人身事故で、16歳の少年が電車に接触し帰らぬ人となりました。以下、当時のスポーツ報知の紙面から引用です。

夏の風物詩である「肝試し」が、思わぬ悲劇を生んだ。友人と一緒に心霊スポット巡りにやってきた16歳の少年が道に迷い、入り込んだ線路内で電車にはねられて死亡する事故が24日夜、京都府八幡市で起こった。現場近くには、通称「軍人病院跡」と呼ばれる廃虚があり、ネットや雑誌で「京都の心霊スポット」として紹介されている“人気”の場所。京都府警八幡署では、少年がなぜ線路内に立ち入ったか、調べを続けている。

八幡署によると、事故が起きたのは24日午後9時55分ごろ。京都府八幡市大谷の京阪本線の線路内で出町柳(京都)発中之島(大阪)行き快速急行が男性をはねた。男性は病院に運ばれたが、すでに死亡。電車は13分間停止し、上下線17本に最大14分の遅れが出たが、約500人の乗客にはけがはなかった。

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