【恐怖】過去に存在したカルト教団の危険度ランキング

ライフハック

日本では、オウム真理教の事件以降、『カルト』という言葉が根付きました。

世界でもこのカルト教団というのは普通にあって、有名な事件に発展したものもいくつかあります。

ここでは、過去の事件や実例を教訓とするために、過去にどのようなカルト教団があったのか?また、それをわかりやすく危険度順にランキングしました。

前提として、あくまでもここで紹介するのは過去に存在していた教団です。

現在も存続している団体を一方的にカルト教団といってしまうのは、宗教批判にもなりかねないので、その点はご了承ください。(一部、あきらかな場合においては除きます)


そもそもカルト教団の定義とは?

ランキングを紹介する前に、そもそもカルト教団の定義です。

実はこの言葉は明確に定義されているわけではなく、人によって認識が異なります。

ここでは、より一般的に認識されている『反社会的な行動を起こす団体』という意味で『カルト』という言葉を使っています。

それでは以下からランキングです。

第1位:アルカイダ

イスラム教スンナ派の言わずと知れたテロ組織。

アメリカに対して数々のテロを画策し、実際に実行に移した組織はここ以外にありません。

一番有名なのは何と言っても2001年に起きた同時多発テロ事件。

経済の中枢であり、多くの有名企業が入っていたワールドトレードセンタービルに2機の飛行機が突っ込んだのも記憶に新しいでしょう。

アルカイダを創設したウサマビンラディン氏は、アメリカの特殊部隊によって暗殺されました。

第2位:ISIS(イスラム国)

イスラム教の過激派組織。こちらもアルカイダ同様、日本でもかなり有名でしょう。

日本人2名が殺害されたことでも大きなニュースになりました。

もともとはアルカイダ系の組織であるため、この点においても最恐のカルト教団をアルカイダといえそうです。

国家の樹立を目指しており、戦争に発展する可能性のある組織であるため、かなり危険なことに間違いはありませんね。

第3位:オウム真理教

日本人であれば誰もが知っている新興宗教です。

当初はヨガの研究や超能力といった精神世界の思想だけでしたが、次第に過激な思想に発展し、国家に牙をむくようになりました。

地下鉄サリン事件や松本サリン事件を始め、数多くの犠牲者を出した事件の首謀者として知られています。

日本では類を見ない過去最大のカルト教団による事件になりました。

第4位:人民寺院

1955年にアメリカで創設された新興宗教です。

英名では『Peoples Temple of the Disciples of Christ』。英名からもわかる通り、キリスト教系の宗教です。

人民寺院といえば、1978年に起きた大量集団自殺は世界的にも類を見ない衝撃を与えました。

公式発表では、918人もの犠牲者を出し、同じ場所で人生の幕を閉じました。

対外的にテロなどをしていないという点においては3位までの教団よりも危険性は下がるものの、犠牲者数という意味ではかなり危険です。

最盛期には約20,000人もの信者を集めていました。

第5位:ヘヴンズ・ゲート

アメリカ発祥の新興宗教。

こちらも人民寺院同様に集団自殺事件で世界的に有名になりました。

事件が起きたのは1997年。このときヘール・ボップ彗星が出現し、かねてから教義にもあったUFOが迎えに現れたという理念のもと、集団自殺をします。

犠牲者は38人と人民寺院のそれとは比べものになりませんが、それでも世界を震撼させたことに変わりはありません。

カルト教団の特徴

TOP5のランキングを見てきましたが、細かい事件を起こした教団というのは過去にたくさん存在しています。

このようなカルトに共通するのは、指導者や教祖を神と同一視して神格化することや、高額なお布施や出資を要求する点などが挙げられます。

これだけではカルトと認定するのは難しくても、自分たちの思想が絶対だ!と押し付けてくる組織は危ない傾向があると思っていいでしょう。

人間は人それぞれ思想を持ち、それはみんな違っていいはずです。

悲惨な事件を起こさないためにも、一人ひとりがしっかりと知識を付けておく必要があると思います。

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