男性でも女性でも、お風呂上りにドライヤーを使う人は多いですよね。
一昔前の男性は『ドライヤーなんか使わず、男は黙って自然乾燥!!』みたいな感じでしたけど(笑)、今では使っている人もだいぶ増えてきたと思います。
毎日使うものだからこそ、ドライヤーって消耗品なんですよね。
ある日、突然ドライヤーの風量が弱くなったんじゃないかな?って思ったことありませんか?
というか、今まさに思っていませんか?
風量が弱くなったからといってすぐに買い替えを検討する人がいますが、そのドライヤーまだまだ買い替えるには早いかもしれません。
目次
ドライヤーの風量が弱くなる原因
確かに経年劣化によってドライヤー自体の寿命が来ていて風量が弱くなったという場合も考えられます。
しかし、なかには劣化とは全く関係のないところに原因がある場合もあります。
- モーターの経年劣化
- ファン部分にほこりが溜まっている
- モーター部分にほこりが溜まっている
ドライヤーの風量が弱くなる原因として主に考えられるのは、上記の3つです。
このなかで、モーターの経年劣化によるものが、いわゆる寿命というやつです。
これは自分でどうにかすることはできないので、新しいものを買うのがもっとも手っ取り早いでしょう。
一方、ファンやモーターへのほこりの蓄積という下の2つに関しては自分で直すことができます。
そして、このなかでも特に多いのがファン(通気口)部分にほこりが溜まっている場合です。
通気口にほこりが溜まっている場合には取り除くことで劇的に変わる
ドライヤーによって通気口のある部分は違いますが、一般的には風が出るのとは逆側(後ろ側)にあります。
メッシュ状になっている通気口を見つけることができたら、そこを覗いてみてください。
このファン(通気口)部分にほこりが溜まっていませんか?
もし溜まっているという場合には、外側のケースを取り外し、ほこりを取り除いてみてください。
ほとんどのドライヤーはケースの取り外しが可能になっていますが、稀に取り外しができない機種もあります。
そういう場合には外側からでいいので掃除機を押し当てて、ハイパワーで吸い取ってみましょう。
直接ほこりを取り除く場合と比べると効果は低くなりますが、目で見てほこりが取り除かれているのがわかるはずです。
もしこれでも取れない場合には、歯ブラシを軽く湿らせてファン部分を軽くこすってみるといいでしょう。
ほこりがだまになって取れるのがわかると思います。
ファン(通気口)のほこりが取り除けたら、実際にドライヤーをつけてみましょう。
おそらくこれだけでかなり風量は改善されているはずです。
モーター部分にほこりが溜まっていないかどうか確認
ほとんどの場合は上の通気口を掃除する方法で解決されます。
ただ、それでも解決しないという場合や改善はされたけどもう少し風量をあげたいという場合もあるでしょう。
そういう場合にはドライヤー内部のモーター部分にほこりが溜まっていないか確認してみましょう。
ドライヤーは外部だけではなく、モーターのある内部にもほこりが溜まりやすくなっています。
ここでひとつ注意したいのが、無理に分解しないことです。
ドライヤーのなかにはドライバーで分解できるような構造になっているものも多いので、そういう場合には内部の掃除をしてもいいですが、分解できない構造のものを無理に分解するのは取り返しの使いないことになる可能性があるのでできるだけ避けましょう。
最後にドライヤーの送風口もチェック!
ここまでの掃除が一通り済んだら、風が出てくる送風口もチェックしてみましょう。
風邪が出る部分なんだから、ほこりは溜まらないんじゃない?と思う人も多いですが、実際に見てみると意外と溜まっていることも珍しくありません。
ほこりだけではなく、場合によっては髪の毛が絡んでいることも。
目で見て確認できる場合には、歯ブラシや綿棒などを使ってかきだしてみましょう。
このとき、ドライヤーの風を冷風で出しながら行うと掃除しやすくなることが多いので参考にしてみてください。
くれぐれも冷風ですよ!温風だと火傷しますからね!(笑)
ドライヤーを長持ちさせるために
ドライヤーの風量が弱くなったと感じたときにお手入れをする人は多いですが、本来であれば一定のスパンでお手入れをしたほうがいいとされています。
分解して内部の掃除をするまで念入りにしなくても良いので、通気口部分や送風口部分の掃除は月1くらいの頻度で行うのがおすすめです。
また、風量とは関係ありませんが、ドライヤーを使い終わった後にはコードを巻かないようにするのも長持ちさせるためには重要です。
ドライヤー本体にコードを巻きつけると、断線する可能性を高めますので、コードはコードだけで優しくまとめるようにしましょう。