過去にしてしまった失敗とか、過去の恥ずかしい出来事を急に思い出して赤面。
ふとした瞬間に記憶がよみがえってきて、自己嫌悪に陥ってしまうみたいなことってありませんか?
こういう経験を頻繁にするという人は、自分だけが特別で自分しかこんな細かいことで悩んでいない…と思う傾向にありますが、ちょっと待ってください。
実はこういう恥ずかしい思い出を思い出して自己嫌悪になってしまうというのは多くの人も経験したことがあります。
実際にQ&Aサイトなんかで調べてみてください。
結構おなじようなことに悩んでいる人がいるということがわかると思います。
ここでは、こういう恥ずかしい思い出を早く忘れて、自己嫌悪する自分とさよならする方法を紹介します。
目次
知らず知らずのうちに記憶を強化している?
思い出したくもないのに思い出してしまう・・・
なんで忘れたいのになかなか忘れられないんだろう?
自分の意思とは裏腹になってしまっていて、もどかしい思いをしている人も多いことでしょう。
ただ、早く忘れたい!とか、忘れようってすればするほど、実はその嫌な記憶とか恥ずかしい記憶を強化してしまっている可能性があります。
人間の記憶には大きく分けて長期記憶と短期記憶の2種類があることは多くの人が知っているでしょう。
長期記憶というのは忘れにくい強固な記憶ですが、なんでも初めは短期記憶です。
この短期記憶から長期記憶になるためには、何度も何度も反復して思い出す必要があるわけですね。
勉強で復習が大切ですよ。といわれるのはこのためです。
忘れて思い出して、忘れて思い出して…
これを繰り返すことによって知らず知らずのうちにどんどん忘れにくい長期記憶になっている可能性があります。
何も無い状態で頻繁に思い出す場合は長期記憶化している可能性あり
恥ずかしい記憶を嫌でも思い出してしまったときのことを少し振り返ってみてください。
どうでしょう?なんのきっかけもないのに思い出してしまっているでしょうか?
例えば、仕事のお昼休憩の後のボーっとしている少しの間とか、電車で帰っているボーっとしている時間とか…
もしこういうのに心当たりがある場合には、長期記憶になってしまっている可能性があるので、とにかくそれを短期記憶に切り替える必要があるでしょう。
短期記憶に切り替えるためには考える時間を徐々に減らす
短期記憶に切り替えるには、単純に思い出したくないことについて考える時間を減らしていけばいいです。
単純ですが、一番堅実で効果的な方法です。
例えば、今日1回につき5分間そのことについて考えてしまったのであれば、次思い出すときは3分しか考えないようにするという感じですね。
ここで大切なのは、焦らないということです。
残念ながら、長期記憶を一瞬で短期記憶に切り替えることはできません。
これは人間の脳の仕組み上、そうなっていることなのでどう頑張っても無理なんです。
ですので、まずは焦らずゆっくりが大切です。
すぐに考える時間を減らせなかったとしても、やっているうちに考える時間は減っていきます。
どうやって考えないようにするの?
『いやいや、考えないようにできたら悩んでないわ!』
『一度思い出してしまったことをどうやったら忘れるんだよ!』
こう思う人も多いかもしれませんね。
確かに、これは難しい問題です。
ただ、月並みではありますが、違うことを考えるというのが一番効果的です。
例えば、思い出したくない恥ずかしい思い出が『仕事での失敗』だとしましょう。
これを思い出してしまったら、意識的に違うことを考えるようにしましょう。
できれば夢中になれることがいいですね。自分の好きなこととか。
女性であれば、美容のこととか、好きな人のこととか、ファッションのこととか…
逆に男性であれば、女性のこととか、お金持ちになっている自分とか、エロいこととか…(笑)
これはあくまでも一例ですけど、とにかく夢中になれることに意識を飛ばしてみてください。
これも単純な方法ですが、繰り返しやっていくことで大きな効果を発揮するので実際にやってみてください。
まとめ
気付いた人もいるかもしれませんが、最後に紹介した『自分の好きなことを考えるようにする』というのは、言葉を変えるとプラス思考ということです。
簡単にいってしまえば、プラス思考になるとこういう悩みを持たなくてよくなります。
ただ、いきなりプラス思考になりましょう!っていうのは難しい話なので、とにかく少しずつ考える時間を減らす努力をしましょうということですね。
ぜひ参考にしてみてください。