ピラミッドに宇宙人のミイラ?壁画の真相と宇宙人説

サイエンス

ピラミッドと宇宙人の関係性は都市伝説を中心にさまざまなところで語られています。

『ピラミッドを建設したのは宇宙人だ』とか、『ピラミッドから宇宙人と思われるミイラが発見された』、『ピラミッドの壁画には宇宙人の痕跡がある』などなど、このような話は昔から後を絶ちません。

そこで、今回は今わかっている最新研究をベースに、ピラミッドと宇宙人の関係を見ていきたいと思います。

謎の建造物ピラミッドと宇宙人の関係はいかに・・・?

ピラミッド内部から見つかった宇宙人のミイラ

1922年に王家の谷で見つかったツタンカーメンのミイラは考古学会を震撼させる大発見でした。

ツタンカーメンについても最新の研究ではさまざまなことがわかってきており、19歳という若さで亡くなった理由や周りの人たちとの関係なども明らかにされつつあります。

そんなツタンカーメンの棺のすぐ傍で発見されたのが、宇宙人と噂されるミイラです。

このミイラを発見したのはカイロ大学医学部のアシュラフ・セリム博士。

当初は生後8カ月程度の胎児のミイラだとされていましたが、CT画像などの分析結果からどうも人間とはかけ離れた骨格であることが分かりました。

たしかに、上のミイラ画像を見ても、頭部は異様に大きいことがわかります。これは我々が宇宙人と聞いて一般的に想像するグレイとよばれる宇宙人の形とよく似ていますね。

また、CT画像分析では手が異様に大きいこともわかっています。

このような話題が出ると『作り物ではないのか?』という意見も多く出てきますが、このミイラに限って言えば作り物ではなく、考古学的にも非常に重要な研究対象として正式に研究されています。

ピラミッドの壁画に宇宙人?

上で紹介したミイラ以外にも、ピラミッドの壁画には古代エジプトの時代に文明が宇宙人と接触していた可能性があるといわれています。

ただ、これはピラミッドだけではなくエジプトから見つかったさまざまな遺跡のなかで見受けられるものです。

例えば、以下はデンデラ神殿で見つかった壁画です。

これは空飛ぶ円盤(UFO?)が古代エジプトの時代に存在していたことを示唆するものだとして話題になりました。

また、他の遺跡にはこんなものも・・・

明らかにこれは明らかに宇宙人としか思えないですよね。まさにグレイ型の宇宙人です。

このほかにも常識的には考えられないオーパーツ(飛行機や自動車などの近代文明が発明した乗り物)などが多数壁画から見つかります。

もちろん、現代人の勝手な推測にすぎないといってしまえばそれまでなのですが、古代エジプトの文明が現代以上に発達した文明や技術を持つ文明に接触している可能性は頭ごなしに否定することはできないでしょう。

ピラミッドを建造=宇宙人説について

ピラミッドに話を戻すと、ここまで精巧で計算しつくされた巨大建造物をなぜ古代エジプト人が作れたのか?という謎はエジプト最大の謎として有名です。

実際に測定してみると、ピラミッドに使用されている石の重さは1つにつきおよそ400kgもあります。

従来は丸太を引いて、その上に意思を乗せて転がして運んだというのが一般的な説でしたが、この重さの意思を人の手で運ぶことは考えにくいと指摘する学者も最近では多くなりました。

また、石の積み上げについても同様です。これだけ重い石をどのように積み重ねたのか?というのは当時の文明だけでは説明のつかない部分が多すぎるのです。

そこで近年出てきた説のひとつが『初めからそこにあったのではないか?』という説です。

ピラミッドはファラオの墓だとされていきましたが、クフ王の墓だとされるピラミッドからクフ王の遺体はまだ見つかっていません。

確かにピラミッド内部からミイラや棺などは見つかっていますが、最近の研究者のなかにはピラミッド=墓の説に異論を唱える人も多いです。

さらに、放射性炭素年代測定による最新の分析の結果、ピラミッドは紀元前7000年~5000年頃に作られたものなのではないか?ともいわれています。

一般的に古代エジプトというのは紀元前3000年ごろに始まったといわれているので、時代的にはかなり昔ということになります。

紀元前7000年というと、新石器時代と呼ばれる時代で、当時のエジプトは上下に分裂していたといわれています。ナカダ文化が発達していたのもちょうどこの頃です。

古すぎて資料はほとんどありませんが、この時代は王朝はあったものの文明的にはほとんど発達していなかったと思われます。

この時代にピラミッドができたのだとすれば、それは地球外生命体のなんらかの力を借りなければ成立しえないという論理になっても不思議ではありませんね。

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