9.11で飛び降りた人の人数と生存者はどれくらいか?

事件・事故

2001年にアメリカで起きた同時多発テロ事件、通称9.11は世界的な大ニュースになりましたよね。

陰謀論や謎の多いこの事件ですが、実はこの事件でビルから飛び降りた人がいるのを知っていましたか?

実は私自身、このことを知ったのはつい最近です。

たまたまYouTubeで事件関連の動画を調べていたら、9.11の特集番組が出てきました。

そこでは陰謀論をメインに特集されていたのですが、ビルが崩れる直前にビルから飛び降りた人がいるという事実も語られていたんです。

普通に考えてあの高さのビルから飛び降りるなんて、相当な勇気がないとできませんよね。

どんな精神状態だったのか?生存者はいたのか?など、いろいろ疑問に感じたので調べてみました。


そもそもビルから飛び降りた人なんて本当にいたのか?

9.11のテロでビルから飛び降りた人がいたという話が有名になった一方で、『そんなことはあり得ない』と主張する人も一定数います。

否定する人の多くは、『飛行機が衝突して数分で自ら飛び降りる決意をする人なんていない』というものです。

ただ、飛び降りた人がいるというのは本当です。これは疑いようもない事実でしょう。

理由はいくつかありますが、何よりもの証拠はその事故現場にいた人たちが飛び降りる人々を見たと証言していることです。

何かの見間違いではなく、しっかりと人間が飛び降りたことを記憶しています。

現場すぐ近くに住んでいたある人は以下のように証言しています。

「Oh No ! !」と絶叫する声がしました。人が上の方を見上げていました。火のあがっているWTC1です。そこから人が飛び降りていました。手足を、ばたばたさせながら、できるだけ空気の抵抗を受けるように落ちていきました。数百メートル下にあるマリオット・ホテルの屋上に向かっていたと思います。その人が下に打ちつけられるタイミングで私は目を伏して足に力をいれていました。

これを見るだけで、現場の凄惨さが想像できますね。

事故当時のWTCをとらえた映像

報道期間のカメラがとらえた映像にも、WTCから飛び降りる光景が記録されています。

この映像のように、当時WTCのふもとにいた人たちは上から降ってくる多数の人を見たと証言しているんです。

確かに、私自身も当時現場に居合わせたわけではないので正確なことは分かりませんが、これだけ多くの人が証言しているということは、紛れもない事実なのでしょう。

どれぐらいの人が飛び降りたのか?

単純に疑問に思ったのが、このビルからはどれくらいの人たちが飛び降りる決断をしたのか?ということです。

これに関しては、正確な人数を計ることはできません。

しかし、証言をもとに考えてみると、およそ50人~100人程度の人が飛び降りたのではないか?と考えられます。

もしかしたらもう少し多い可能性もあります。

倒壊した2つのビルをすべての方向から撮影していたわけではないため、映像や写真にとらえられていない人や倒壊寸前に飛び降りた人もカウントするとかなりの人数になると思います。

実際に現場に居合わせた人の証言では、まさに戦場にいるかのような感覚だったといいます。

日本で言えば、御巣鷹山への日航機墜落事故の現場のような感じだったらしいです。

飛び降りても飛び降りなくても辛い状況には変わりなかったんですね。

生存者はいたのか?なぜ飛び降りる決意をしたのか

では、この飛び降りた人のなかで生存者はいたのでしょうか。

これも正確には分かりませんが、今のところ飛び降りて命を取り留めたという人の報告はありません。

まぁそれもそのはずで、WTCは地上110階、500m以上ある超高層ビルです。

この高さから人間が飛び降りれば、命を取り留めることは奇跡が起きたとしてもあり得ないでしょう。

また、多くの人が抱く疑問として、『なぜ飛び降りたのか?』というものがあります。

飛び降りなければ助かったかもしれないのに、なぜ飛び降りたのか?という話ですね。

これについても諸説あるようですが、基本的には『熱さに耐えきれず飛び降りた』というのが一般的な考え方です。

飛行機の衝突したWTC内部は、火災とガス漏れによって超高温になっていました。

意識がある中で、その熱さのなかにいることは当然耐えきれないため、飛び降りたという説です。

このほかにも、爆発の威力(爆風)で吹き飛ばされたという説もありますが、当時そこまでの爆風を発生させる爆発はなかったといわれているため、上の説が濃厚でしょう。

まとめ

WTCのテロ事件は、今や小学校の教科書にも載っているらしいです。

確かに、今から考えると歴史上の出来事になってしまうのかもしれませんね。

このような悲惨な事件は後世に語り継ぎ、二度と起こらないようにしてほしいものです。

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