子供のうちからあまりに消極的で、このまま大人になって大丈夫なのかな?って思っている親御さんも少なくないと思います。
かくいう私がそうだったのでよくわかります(笑)
私は幼稚園くらいの頃から友達の輪に自分から飛び込んで行けず、めちゃくちゃ消極的な子供でした。
公園に連れてってもらって、親から『友達と遊んでおいで』とか言われてもビビッて輪に入れない。
なんでか?という理由までは覚えていませんが、ずっと外から傍観している。そんなタイプだったと聞かされました。
そんな私ですが、今現在は会社を経営しています。
しかも、経営者仲間のなかでもかなりの営業スキルを持っていると自負しています。(はい。自画自賛です。笑)
昔の消極的な自分からは想像もできないほどコミュニケーションスキルは上がったと思うんですね。
ということで、私の実体験を交えて子供を積極的にする方法みたいのを、私なりに書いてみたいと思います。
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目次
そもそも消極的=ダメというわけではない
いきなり話の腰を折って申し訳ないんですが、大前提として消極的なことが必ずしもダメというわけではないということは覚えておいたほうがいいと思います。
もし子供が消極的であることに危機感を抱いているのであれば、なぜ危機感を抱いているのか?その理由を考えてみてください。
将来社会で馴染めないから?
高校・大学と進学したとき友達ができないから?
会社に入って出世できないから?
コミュニケーションスキルがないと社会で通用しないから?
・・・
いろいろあるとは思いますが、将来について危機感を抱いているのであればそんな心配いらないと思います。
消極的でも凄いやつはいる
これは私の実体験からいえることですが、消極的でも凄いやつはいます。
例えば技術職に就いている人なんてめちゃくちゃ消極的ですが、凄い能力を持っています。
一般的に、理系の人って消極的な人多いじゃないですか。
それもバリバリの理系であればあるほど消極的で物静かなイメージがあります。
消極的なのは冷静な考え方ができているからかもしれない
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私の場合、今思うと昔からすごく冷静に物事を見るタイプだったと思うんです。
友達の輪になかなか入らないのも、それをしている人たちの遊びや関係性、自分が入って楽しめるかどうか?など、いろんなことを考えていた気がします。
『こどもらしくないなぁ!』とか、『ませすぎだろ!』って思われるかもしれませんが、意外とそういうタイプの子多いと思うんですよね。
確かに何も考えずに飛び込んで遊べる子も子供らしくて可愛いとは思いますが、物静かな子って将来大化けする可能性を秘めていると思うんです。
コミュニケーションスキルが身に付いたのも冷静な考え方ができたから
それで、なんで私がコミュニケーションスキルを身に付けられたのか?というと、それも冷静な考え方ができたからです。
昔から状況を把握して、相手が何を言ってほしいのか?とか、どんな対応が望ましいのか?とか、とにかく場の空気を読んできました。
それが癖になっていて、今ではどんな相手とでもそれなりの会話ができるようになりました。
私が思うに、冷静に物事を考えられる人というのは何かに躓いたときとか、挫折したときにとても強いと思っています。
何をやるにしても上手くいかなかったときのこととか、思った状況と違う未来が訪れたときのこととかをいちいち考えているので。
大人の多い場所につれていくと結構積極的になりますよ
それでも不安だ!という人は、大人の多い場所とか、年上の多い場所に連れていってみてください。
私の場合、中学生ぐらいから基本的に年上の人と遊んでいました。
その分、同年代を見ると子供っぽく映っていたのですが、その心の余裕がある意味でよかったんだと思います。
年上と普通に話せるようになると、自然と積極的になると私は思いますね。
是非そういう環境を作ってあげてみてください。