出勤中や外出中にストッキングがいきなり伝線した・・・。
女性であれば1度は経験したことがあるはずです。
特に安いストッキングだとすぐに伝線しますよね。
今はコンビニなどでもストッキングは売っているので、トイレなどで履き替えれば済みますが、コンビニに買いに行くまでの道のりが恥ずかしい!と思う人は多いはず。
そこで、ストッキングが伝線したときに使える応急処置方法をご紹介します。
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目次
今すぐ使える応急処置方法3選
今すぐできる方法となると、伝線した部分を固める方法が一般的です。
ですので、ひとことで対処法を言ってしまえば伝線部分を固めてください。
ただ、何で固めるのか?という手段が3つほどあります。
すぐに揃えやすい順番に紹介していきます。
マニキュアやトップコートを使う方法
女性であればマニキュアやトップコートを常に携帯している人も多いはずです。
もし持っているのであれば、伝線した部分にマニキュアやトップコートを塗って固めることで、それ以上の伝線を防いでくれます。
色がついているマニキュアだとさすがにバレバレなので、透明なトップコートを塗るのがおすすめです。
ただし、塗りすぎるとその部分だけが寄れてしまって違和感が出るので、くれぐれもつけすぎには注意しましょう。
のりや接着剤を使う方法
トップコート同様にのりや接着剤を使っても同じ効果を得ることができます。
ただ、マニキュアやトップコートに比べると、のりや接着剤を持ち運んでいる人は明らかに少ないでしょう(笑)
ですのでおすすめの方法とは言えませんが、もし接着剤を持っているのであればトップコートよりも強力に伝線を防止してくれるので使ってみるといいでしょう。
また、ルーズソックスや紺ソなどに使われる靴下専用の『ソックタッチ』というのりを使うのもおすすめです。
強さで言えば、接着剤→トップコート→のり&ソックタッチ
というかんじです。
ヘアスプレーを使う方法
人によっては持ち運んでいると思います。
ただ、ヘアスプレーといってもハードタイプのヘアスプレーじゃなきゃ意味がないので、その点では持っている人は限られるでしょう。
もしハードタイプの固まるヘアスプレーを持っている場合には、伝線した部分に吹きかけて固めましょう。
この時に裏側にティッシュなどを敷いて吹きかけると伝線した部分にピンポイントでかかりやすいです。
その知識本当に正しい?伝線を事前に防ぐ方法
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応急処置方法を紹介しましたが、一番いいのは伝線させないことですよね。
ということで、合わせてストッキングやタイツを伝線しにくくする方法も紹介しておきます。
冷蔵庫で冷やすと伝線しにくくなるは嘘
まずめちゃくちゃよくある誤解として、冷蔵庫とか冷凍庫で冷やすと伝線しにくくなるというのがあります。
これはとても有名な対処法として知られていますが、実際は何の意味もありません。
むしろ、ストッキングやタイツを冷凍したり冷やしたりすると、劣化を早め、より伝線しやすくなる可能性もあります。
冷凍したり冷蔵すると伝線しにくくなるといわれている理由として、『冷やすことで繊維が収縮して丈夫になる』というようなことが言われています。
確かに、これだけ聞くとかなりもっともらしいですよね。
でも、実際には冷やすことで繊維が収縮することもなければそれで丈夫になることもありません。
逆に、繊維を冷やすことで劣化してもろくなります。
ポリエステルは熱に弱い
これは化学的にもしっかりと裏付けられます。
ストッキングやタイツの大半はポリエステルが素材として使われています。
このポリエステルは合成繊維の一種で、速乾性や耐久性などの特徴を持っています。
一般的にはポリエステル=耐熱性があると思われていますが、それはあくまでも合成繊維のなかで耐熱性があるだけです。
繊維全体から見たらそこまで耐熱性があるわけではないし、低温にも強いわけではありません。
実際、ポリエステルを乾燥機などに入れると縮んで形が崩れてしまったという経験がある人も多いでしょう。
熱に弱いポリエステルを冷凍庫なんかで保存したら、そりゃ当然劣化するのは目に見えています。
正しい予防方法はいたってシンプル
それでは正しい予防方法は何かというと、とても当たり前のことです。
正しいサイズを正しいはき方ではきましょう。ということですね。
ただ、これだけでは『当たり前すぎんだよっ!!!』って言われそうなので、日常の注意点をいくつか紹介しておきます(笑)
まず、ストッキングが伝線する原因としては衝撃やひっかけてしまうことなのですが、経年劣化していくことでより伝線しやすくなります。
そのため、少しでも伝線しにくくするためには劣化スピードをできるだけ遅くすることが大切です。
日常でストッキングが劣化しやすいのが洗濯。
洗濯するときには、劣化を防ぐためにも洗濯ネットに入れるか、万全を期すのであれば手洗いをするのがおすすめです。
また、干すときには天日干しをするのではなく、できるだけ日陰で干すようにしましょう。
これはポリエステルが熱に弱いことを考慮して、長時間熱にさらすのを防ぐためです。
サイズを工夫するのもいいかも
伝線を未然に防ぐためには、サイズを見直してみるのもおすすめです。
実際にサイズをひとつ上にしたら、一気に伝線しにくくなったという女性もたくさんいます。
今はいているサイズよりもワンサイズ上でも、緩すぎないという場合には、サイズを見直してみるのもありかもしれませんね。