テーマパークや遊園地、レジャーランドで働いてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
テーマパークとか遊園地って子供のころから楽しい場所だったし、そのままのイメージで憧れを持っている人もたくさんいると思います。
書くいう私もそういうタイプで、昔から遊園地が大好きでした。もちろんアトラクションに乗るのも好きでしたが、なによりもその雰囲気が好きでした。
テーマパークとかならわかる人も多いともいますが、私の場合は普通の遊園地でも別世界という印象があって、アトラクションに乗らなくても楽しめる性格です。
そんな遊園地・テーマパーク好きが高じて、学生時代に某遊園地でアルバイトをしていました。結構有名な遊園地です。(千葉県浦安にある某ネズミーランドではありません)
友人にも同じように遊園地やテーマパークで働いている人も数人いて、バイトの話でよく盛り上がっていました。
そこで気付いたのが『どこも同じ感じなんだなー』ってことです。
有名であれ無名であれ、テーマパークや遊園地で働いている人の多くは同じことを考えているんだなぁとおもいました。
ということで、ここでは私の経験からいえるテーマパークや遊園地バイトの実情を紹介します。
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目次
1.集団行動が嫌いな人はつらい職場
まず第一に言えることは、集団行動が嫌いな人にとっては絶対におすすめできないということです。
これは働いている人数が多いからとか、そういう理由ではなく、遊びとか飲み会に誘われるからです。
ある程度大きな遊園地やテーマパークの場合、バイト募集の年齢制限が18歳以上になっているところが多いともいます。ということは、お酒を飲める年齢の人が多いということです。
実際に大学生とかよりも、フリーターや正社員登用狙いのバイト、パートさんがかなり多くいます。
こうなると月1回とか定期的に飲み会や食事会みたいのが開かれるんですね。
私はこういうのに参加するのがとても嫌いで、主催している人には申し訳ありませんが、本当に嫌でした(笑)
みんなでワイワイしたり、騒いだりしたり、プライベートでも付き合いを持つことに抵抗を感じる人にはおすすめしませんね。
逆に、こういう集団での集まりとかが好きな人はあっているかもしれません。
2.噂は一瞬で広まる
ほんと、一瞬で広まります。こんなの実際に働いていた経験がある人じゃなければ絶対にわからないことでしょう(笑)
これは良い噂も悪い噂もです。
例えば、『○○君と○○ちゃんが付き合った!』とか、『○○君って△△大学に通っているらしいよ!』とか。人数が多いだけあって人伝にすさまじいスピードで広まります。仲間意識が強いから余計ですね。
良いうわさであれば広まるのは別に良いのかもしれませんが、それでも職場の人数を考えるとあんまりいい気はしませんね。
あまり人に知られたくないこととか、内輪だけにとどめておきたいこととかは話さないほうがいいともいます。1人に話しただけなのに気付くと『なんであんた知ってんだー!!』ってことになりかねないので。
3.意識高い系バイトが必ず1人いる
意識高い系バイトってどこでも嫌われますよね(笑)
遊園地やテーマパークにはこういったバイトが必ず1人はいます。
人数が多すぎて、確率的にそういう人がいるとも言えますが、それよりも長年働いている人が多いということのほうが影響していると思いますね。
上では社員登用を目指している人がいると書きましたが、逆に社員をバカにしている人もいます。社員登用を長年してもらえなくて、いざ社員登用の声がかかったら『バイトのほうが稼げるんで』とか言って社員にならないようなこじらせてしまった人です(笑)
私が働いているとき実際にこういう人がいて、周りからも結構煙たがられていました。心の中で思っているだけであれば問題ないですが、口に出して社員をバカにしたりしている人だったので当然といえば当然ですね。
4.超かわいいバイトがいる、出会いがある
遊園地とかテーマパーク系のバイトって出会いはあるのか?ってことが結構話題になったりしますが、出会いはかなりあると思いますね。そして超絶美人とか超絶かわいい娘がいたりします。
人数が多すぎるので、いろんなタイプの娘がいて、少なくともひとりは好みの女の子がいると思いますよ。
ただ、ほとんどの遊園地はアトラクションごとにグループが分かれていて、休憩時間とかもそのグループで固まっています。休憩室は同じであったとしてもグループごとに固まってしまいます。
ですので、自分とは違うアトラクションの担当に目当ての娘がいたとしても、なかなか声をかける機会がありません。
『ガチでこの娘かわいい!絶対落としたい!!』と思ったら、声のかけ方を工夫しなくてはいけませんね。戦略を立てて連絡先をゲットしましょう。
5.社員とバイトの仲が悪いことが多い
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すでに書いたように、社員を妬んでいるバイトや逆にバイトをバカにしている社員なんかがいます。正直話を聞いているとどっちもどっちだろって思うのですが、残念ながらこういう人は結構多いんですね。
このタイプの人が1人でもいると雰囲気が悪くなりますし、思わぬトラブルが発生することもあります。
例えば、私が働いていたところにはバイト歴がすでに10年くらいになるフリーターがいて、その人がいわゆる意識高い系バイトでした。意識が高いだけならまだいいですが、社員を妬んで、バカにしているような人でした。
この人とは別に、もうひとり、とても仕事のできるフリーターがいました。この人はなんで社員じゃないの?と思うくらい本当に仕事ができる人で、性格的にも素晴らしく、フリーターという肩書ではありますが尊敬していました。
こういう状況のなかで、前者の意識高い系バイトに『おまえはどっちにつくんだ』みたいなことを言われたんですね(笑)
『そんなん知るかよwどっちでもいいよw』って思ったんですが、当然こんなことは言えず、うまくごまかし続けていました。
私はこういう感じで悩んでいましたが、他にもいろんなことで悩みを抱えている人がいると思いますね。
この手のトラブルは働きずらくなるので気を付けてください。
6.面接はかなり通りやすい
大量採用のバイトだけあって、面接はかなり通りやすいです。有名なテーマパークとか遊園地だと入るのが難しいのかなぁなんて思ったりしますが、まったくそんなことないですよ。余程のことがなければ基本的に落ちません。
面接とかも想像以上にテキトーで、志望動機とかもそこまで深く聞かれません。『昔から遊園地とかテーマパークが好きで』といっておけば問題ないです。
入ったら分かりますが、入れ替わりも激しいので、そういった意味でも通りやすいバイトなのかなぁとも思いますね。
次の職場が決まるまでのつなぎとして使っている人もいるくらいです。
7.強烈な個性を持っている人がいる
『こんな人見たことねぇ…』っていう強烈な個性を持っている人がいますね。なんでか分かりませんが、こういう強烈キャラが集まりやすい傾向にあります。
例えば、フリーターで月の手取りが20万そこそこしかないのに1500万くらいする高級車に乗っていたりとか、パチプロがいたりとか(笑)
普通の仕事をしていたらなかなか出会わないだろって人に出会えます。
個人的には良い経験だったのですが、人によっては嫌かもしれませんね。人付き合いしにくいと思うかもしれません。
まとめ
なんかメリットよりもデメリットというか愚痴みたいになってしまいましたが、すべて事実です(笑)
子供のころから憧れだったあのイメージはなんだったんだろうって感じですが、いい経験になったのは確かですね。
そこでできた人脈がその後の人生に役立っているのか?と聞かれればそれは皆無なのですが、働いているときにはとても楽なバイトだったのでありがたかったです。
個人的には今までやってきたなかで一番大変だったのは飲食で、一番楽だったのは遊園地ですね。引っ越しとかも体験したことありますが、私は引っ越しより飲食のほうが大変だと感じました。
遊園地とかテーマパークで働きたいと思っている人の参考になれば幸いです。