ショーンマクアードルK(川上)の学歴は高卒?ハーフも嘘なのか?

コラム
ハーバード大学キャンパス

ショーンKことショーン・マクアードル川上さんの学歴詐称問題が連日報道されていますね。

彼はトクダネをはじめとした朝の情報番組やお昼の情報番組など数多くのメディアでコメンテーターとして活躍していましたので世間に与えた衝撃も多かったでしょう。
数年前の佐村河内守さんといい、今回の件と言い、何でこうも次々とペテン師などと呼ばれる人が出てくるんでしょうかね。なんか悲しくなります。。。

今現在も正確なことは分かってないみたいですが、今回の件がニュースになり世間が騒ぎ立てているのを見ていて個人的に思ったことをつらつらと書いていこうと思います。

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ショーン・マクアードル川上

そもそもショーンKさんってどんな人なんでしょう?
恐らくご存知ない方もいらっしゃると思いますし、今回問題になっているのが学歴詐称や経歴詐称疑惑とのことですので、今まで公開されていた彼の経歴について簡単に振り返ってみます。

ショーンKさんは1968年生まれの経営コンサルタントです。

正式にはショーン・マクアードル川上(Sean McArdle Kawakami)というらしく、名前からも分かる通りハーフとされていました。
ただ、本名は川上伸一郎というらしく上のショーンマクアードルというのはあくまでも芸名のようです。

生まれはアメリカのニューヨーク。
プロフィールによればアメリカ系日本人の父と日本人の母を持つとされています。

11歳までアメリカで過ごし、中学に上がるとほぼ同時に日本にやってきます。
そして高校卒業後は州立のテンプル大学に進み学士を取得。そしてハーバードビジネススクールでMBAを取得したとされていました。

また、MBA取得後にはパリ第1大学などへの留学経験もあるとされています。

この経歴を見る限り、普通の人なら『すげぇー!』って思いますよね。私も思いました。

テンプル大学って日本人ではあまり名前聞きなれないと思いますが、医学や法学に関してはとても評価の高い大学で優秀な学生も多数在籍しています。
実際に卒業生を見てみても学者になっている方なども多数います。

そしてそこからのハーバードビジネススクール。
こちらは誰もが知る世界のハーバード大学ですよね。しかもビジネススクールといえば世界の名だたる経営者が通ってきた超エリートの証です。

週刊文集が報じた学歴詐称疑惑

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ざっと経歴見てみましたが、要はこの経歴がすべて詐称なのではないか?ということですね。
テンプル大学も、ハーバードビジネススクールという学歴に関してもです。

確かに、彼の経歴では日本にいた時代の学歴があまり詳しく書かれていないことに前々から疑問は持っていました。

というのも、将来的にハーバードビジネススクールに行ってMBAを取得するような人材って基本的には東大や京大などの所謂名門大学を卒業している人が多いですし、さらに言えばそのような大学に行く人は高校時代から名門校に通っていることが多いわけです。
勿論すべてが高校や中学時代から名門校という訳では無いと思いますが、少なくとも私が知る限りではエリート街道まっしぐらみたいな人しかハーバードビジネススクールに行った例は見たことがありません。

大学院まで出ている人にとっては高校時代からの学歴を書く必要はないという意見も確かですし、だから書いていないのでは?という意見もありますが、日本屈指の進学校出身者であれば基本的に経歴書いてますからね。

この学歴詐称疑惑を初めに報道したのは週刊文集ですが、この報道を受けてショーンK氏は謝罪文を発表。
テンプル大学に関しては卒業していないことを認めました。

というか卒業どころかほとんど通学せずに退学したとのことで、これには驚きでしたね。
勿論学歴詐称が本当だったということについてが一番驚きなのですが。。。

最終学歴は結局なんなの?

ニュースで報道されている通り、次々と疑惑が持ち上がっているようですが、結局当初問題になっていた学歴に関してはどうなんでしょう?

ネットではまさかの高卒?という憶測が飛び交っていますが、恐らく高卒というのは正しい見解でしょうね。

いくら自由の国アメリカといえども大卒の資格なしに院へはいけませんからね・・・
大学の中退を認めているということは自動的にハーバードビジネススクールの卒業も嘘ということになるでしょう。

様々な憶測が飛び交っている模様

学歴詐称問題に加えて、マスコミが彼の学生時代の友達にインタビューをした結果驚きの事実が次々と浮かび上がってきます。

高校時代の友人の証言によれば、彼は昔から印象が薄く、特に勉強が出来たわけでもないし英語が堪能だったわけでもないとのこと。
そしてプライドが高く、気が短い性格だったという証言もあります。

経験がある方も多くいると思いますが、プライドが高いというのは良い方に働けばものすごい結果を出すことが出来る一方で、良からぬ方向に働くと大変な事態を引き起こします。
まだ全ての経歴詐称が確定したわけではありませんが、今回の件はプライドの高さが良からぬ方向に働いた典型例でしょうね。

彼の場合はメディアに大々的に出て、ここまで活躍してしまったのでこれだけ騒がれていますが、プライドの高さからちょっとした嘘をついてしまった経験のある方は少なくないでしょう。
恥ずかしながら私も学生時代に見えを張って模試の成績などを友達に水増しして言った経験があります。

但し、その時の罪悪感は半端なく、罪悪感というものよりもむしろ自分がとても情けなくなったのを覚えています。
これは実際に体験したことがある人でなければ分からないかもしれません。

この感覚に襲われ、そのついてしまった嘘を本当にすべくがむしゃらに勉強をしてそれ以降の模試ではそれ以上の成績をとり続けました。

これは一つ間違えば大きな嘘に発展していたかもしれません。

彼は間違ったことをしましたし、確かに良くないことです。
信頼して彼に仕事を依頼した人もいるわけですので許されることではありません。

ただ、彼を一方的にたたくのは簡単ですが、誰しもそういう風になり得る可能性があるとも考えられないでしょうか?

我々は人間なのでどうしても人によく見られたいという欲があります。
それは外見もそうかもしれませんし、今回のように学歴に関してもです。

ネットや世間一般の意見を聞いているとここぞとばかりに日頃のストレスを発散するかのようにたたきまくっている人を見かけますが、なんかそれはそれでそういう光景を見るとたたいている人自身『かわいそう…』とか思ってしまう。。。

ショーンKさん。今話題な人ですが、この件に関してちょっと普通とは違った目線で見てしまう自分がいます。笑

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