密葬の場合の香典はどうすべき?会社関係者に対して金額はどれくらい?

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冠婚葬祭に関するマナーは社会人の常識といわれながらも、ふとしたときに疑問に思うことってたくさんありますよね。

特に近年増加中の密葬に関してはマナーが確立されておらず、悩んでしまう人も多いようです。

ここでは、密葬の場合には香典を渡した方がいいのか?また、会社の同僚が亡くなり、密葬をしたときにはどのような対応をすべきなのか?ということを中心に解説していきます。


密葬の場合の香典はどうすべき?

そもそも、密葬というのは本来すべき様々な儀礼を省略し、小さな規模で行われる葬儀のことを指しています。

身内だけで行われる葬儀を家族葬といい、後日行われる本葬に先立って行われるものを密葬と本来は呼ぶのですが、現代は混同して使われることも多いようです。

このように、家族葬や密葬というのは趣旨から考えてみても香典は送らない方がマナー的にはいいと考えられます。

密葬や家族葬が選択されるということは、『特別な事情があって公にはしたくない』、もしくは『金銭的にも厳しいので身内だけで細々と行いたい』といったような状況が想定されます。

遺族側の気持ちを考えてみても、密葬となった場合には香典を控えるのが普通です。

会社の同僚に対して金額はどれくらい?

上で解説した通り、密葬の場合には香典を送らないのが普通です。

しかし、後日行われる本葬などに出席する場合にはもちろん香典を持っていく必要があります。

その際、会社の関係者に対する香典の相場をいかにまとめておきます。

同僚 5,000円程度
上司 3,000~5,000円程度
部下 5,000~10,000円程度

ただし、これはあくまでも平均的な相場であり、親しさや生前の距離感などでも変わってきます。

また、年齢によっても金額は変えるのが理想的で、同僚の場合を考えても20代なら5,000円程度でいいですが、30代や40代なのであれば10,000円以上を包むのが礼儀というような風潮があります。

特に、自分自身も会社の重役で、同僚も役員やその他の重役であったという場合にはどれだけ低くても1万円は切らないようにするのが普通です。

このように、役職や年齢、生前の付き合いなどでも変わりますし、もっといえば地域やその会社の風土などによっても変わってきてしまうのが実情です。

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