【コンテック】3Dプリンターで家を建てるための費用や期間

テクノロジー

テクノロジーの進化とともに、いろんな業界で技術革新が起こっていますね。代表的な例でいうと金融業界のテクノロジー化が挙げられます。『フィンテック』という言葉はだいぶ有名になりました。

そんななか、建設業界や土木業界とテクノロジーの融合である『コンテック』というものが注目を集め始めています。

コンテックでも特に目を引くのは3Dプリンターによる建設です。世界では実際に3Dプリンターを使って家を作ることに成功したという報告もあります。

そこで、3Dプリンターによる建設のメリットや費用、期間などをここでまとめてみたいと思います。

スポンサーリンク


超低価格!3Dプリンターで作られた家

アメリカのサンフランシスコでは、2018年、実際に3Dプリンターを使って家が建設されました。それがこれです。

外観を見てみても、普通の家と変わりませんよね。普通に快適そうなマイホームです。

以下の動画では内装も紹介されていますが、これを見ても通常の建築に見劣りしていません。

そして何よりも驚きなのがこの家の建築費用です。

その額なんと4000ドル(約42万5000円)という安さ。

日本でこのレベルのマイホームを建築しようと思ったら、建設費用だけでも数千万はくだらないでしょう。それが3Dプリンターを使うと約40万円たらずで建築出来てしまうというのですから驚きです。

費用だけではない!3Dプリンターマイホームのメリット

費用の安さだけでも驚きですが、さらに驚きなのはその建設期間です。

この家を作り上げるために要した時間は、なんと24時間ぽっきり。

わずか1日!とか、24時間で建設!と聞くと、あらかじめ用意しておいたパーツを組み合わせたんじゃないか?って思われるかもしれませんが、この家は紛れもなく完全に1から建設しています。

こんな感じで、しっかりとコンクリートを重ね合わせて1から作っています。

日本人で歴史好きの人ならば、1日で建設というと『一夜城』が思い浮かぶかもしれませんね。織田信長の長男・織田信忠が伊那谷にわずか1晩で築城したという伝説の城です。

ただ、これはあくまでも伝承であって、実際にはもともとあった古い城を改造したとする説が濃厚のようです。

3Dプリンターを使えば、本当に一晩で完成してしまう正真正銘の『一夜城』ができるかもですね。織田信長もびっくりです。

耐久性はどうなの?

スポンサーリンク

早くたつのも安くたつのも素晴らしいことですが、地震大国である日本に住んでる我々が一番心配なのは強度ですよね。早く安く建っても、すぐに壊れてしまうのでは意味がありません。

この耐久性という点については、今のところ詳しい情報はないものの、日本の建築基準ではNGとする線が濃厚なようです(^-^;

上でも紹介したように、コンクリートを重ね合わせて作っているので、基本的な強度はあるでしょう。しかし、2階以上の建築物や高層建築物に関してはまだまだ技術的な改良が必要のようです。

マイホームを作るためというよりも仮設住宅を作るために

普通に生活を送っている私たちがこういうニュースを見ると、『マイホームが安く建つかもしれない!!』って思いますよね。でも、この技術が注目されている第一の理由は『仮設住宅の建設』なんです。

被災して家が無くなってしまった人というのは地震大国日本だけではなく、世界各国にあります。洪水や津波、地震などの自然災害のほかにも、戦争などの人的災害で家をなくす人がたくさんいます。

そんな人たちに、この3Dプリンターの技術を使えば『安く』『早く』仮設住宅を提供することができるかもしれないと期待されているんですね。

今はまだ試験段階のようですが、これから研究が進めば本当に可能になるでしょう。

災害で家を失った人は精神的ストレスも凄いと聞きますので、ぜひ早期の実用化が望まれますね。

スポンサーリンク