日本食の代名詞的存在でもあるお寿司。
いろいろなネタがありますが、皆さんはどんなネタが好きですか?
大トロや中トロ、いくら、ウニ、あわびなどに代表されるように、高級ネタと呼ばれるものが好きな人は多いでしょう。
そんな高級ネタのなかでも、高級寿司店でなければなかなかお目にかかることができない超高級ネタとして『新子』があります。
ここでは新子のおいしい旬の時期と、一般的な値段などを紹介していきます。
目次
新子ってそもそもなに?

新子はコノシロという魚の稚魚のことを言います。
コノシロ自体あまり食べたことがないという人も多いですが、江戸前寿司のネタとしてはコノシロは欠かせないものだったようです。
ブリなどと同じように出世魚として有名で、成長とともに名前が変わります。
新子→コハダ→なかずみ→コノシロ
という感じですね。
いわゆる光物に分類されて、お酢で〆られてから食されることが多い食材です。
寿司のネタになるときには、以下のような感じで出てきます。

この写真では1貫に5枚の新子が使われていますが、この枚数が多ければ多いほど贅沢なお寿司ということです。
枚数が多い=1枚あたりが小さい=若い稚魚をふんだんに使っている=贅沢
ということですね。
新子が超高級ネタといわれる理由
新子の握りが高級といわれるのは、当たり前ですが、希少価値が高いからです。
稚魚ですので1年を通して食べられる時期が決まっています。
成長してコハダやなかずみになってしまうと、どんどん寿司ネタに適さなくなってきてしまうんですね。
諸説ありますが、一般的には新子が食べられるのは1年のなかでも約3週間ほどといわれているので、その希少価値の高さが分かりますね。
新子は若ければ若いほどいいので、初物に一番高い値が付きます。
年によって若干の差はあるものの、1キロ5万円以上の値が付くのは珍しいことではありません。
肝心の味については、基本的にコハダと同じ感じです。
まぁ酢で〆ているので当然といえば当然ですね。(笑)
コハダとの差を言えば、旨味が凝縮されていて、コハダの味をより濃くした感じでしょうか。
新子のおいしい時期(旬)
新子の旬は夏のはじまり。初夏です。
梅雨の時期くらいから注目され始め、梅雨明け間近になると入荷されるようになります。
お寿司屋さんにネタとして並ぶのが大体7月の中旬から下旬にかけてで、8月の中旬ごろにはもうなくなっていることが多いです。
都内の高級寿司店であれば、7月中旬に足を運ぶと旬でおいしい新子を食べることができるでしょう。
早い時期の新子であればあるほどコハダなど、他の光物との差が良く分かります。
非常に柔らかい身で、新子独特の香りの強さが鼻を抜けます。
光物が好きなのであればぜひ一度は食したいネタですね。
新子をお寿司屋さんで食べるとどれくらいの値段?
高級ネタと聞くと、値段が気になりますよね。
ただ、この新子は前述したようにとても希少価値の高いネタなので、『時価』としているところがほとんどです。
時価ってフレーズは高級店に行き慣れていないとなかなか恐ろしい響きですよね(笑)
具体的な金額についてはお寿司屋さんによって本当にまちまちで、時期によってもかなり変わるので一概に言えないのですが、大体1貫あたり1,000円~1,500円くらいで考えておくといいと思います。
高級店のなかでも特に仕入れにこだわっているところや、出初めに近い時期の新子であれば、1貫あたり2,000円以上することも普通にあります。
1貫あたりこの値段って高すぎ!って思うかもしれませんが、それでも高級店は早くいかないと品切れになるほどの人気です。
そもそも置いているところが珍しいので、1,000円くらいでお目にかかれたときには経験だと思って一度食べてみるのがおすすめです。
都内で新子が食べられる高級寿司店
身が柔らかく、脂ののっているおいしい新子が食べられる都内の高級寿司店をいくつか紹介しておきます。
ただし、仕入れ状況などもあるので、確実にたべられるわけではありません。
その点は予めご了承ください!
九段下 寿司政

東京・九段下に店を構えるお寿司屋さんです。
駅から近く、アクセスもいいです。
老舗で店構えからすると入りにくいですが、味は間違いなく本物です。
つきぢ神楽寿司

店構えからすると高級ネタを出すようなお店に見えませんが、さすがは築地。良い新鮮なネタを揃えています。
結構リーズナブルに新子を食べられる可能性があるので、足を運んでみる価値ありですね。
日本橋蛎殻町 すぎた

かなりの有名店です。
コハダ自体が有名なお店で、もちろん新子もかなりのクオリティのものが食べれます。
1人当たり3万くらいかかってしまいますが、行く価値ありのお店です。