神奈川県を中心に店舗を拡大しているドラッグストアのクリエイトSD。
アルバイトの時給は900円~1,000円程度と神奈川県では平均的な金額ですが、コスメや食料品などを中心に社割が使えるという嬉しい特典があります。
さらに、店舗によってはテストによる昇給制度を採用しているところもあるので、やりがいを感じることもできるアルバイトです。
ただ、一部ではクリエイトSDのバイトが過酷だ!という意見もあります。
ということで、ここでは実際にクリエイトSDで働いていた人の意見をもとにして、アルバイトの労働環境の実態を紹介していきます。
過酷といわれる理由はここにあった
クリエイトSDが過酷だといわれている理由として、もっとも大きいのは身だしなみです。
過酷というとシフトや労働時間などをイメージしてしまいますが、そこではなく髪の毛や服装などの身だしなみが相当厳しいです。
ドラッグストアや薬局、医療系の職場では清潔感を重視するのは当然ですが、そのなかでもクリエイトSDの身だしなみの厳しさは有名。
店舗によって若干の違いはありますが、女性の場合だと以下のような条件は必ず守らなければいけません。
- 黒髪
- 髪が肩につく場合は一本結び
- メイクは最低限のもの
- アクセサリー禁止
実際に働いていた人の声のなかでも、一番きつかったという人が多かったのはメイクがほぼ禁止だったこと。
ファンデーションなどの最低限のメイクは大丈夫ですが、マスカラやアイシャドウ、アイライン、チーク、口紅などのメイクは禁止されているところがほとんどです。
このような規定を表面上掲げているところは多いですが、クリエイトSDの場合には店長や本社から人間がやってきて身だしなみのチェックが入ることもしばしば。
身だしなみを整えるのは大切なことだけど、メイクや髪型の自由度が低すぎて逆に暗い印象になってしまっている気がする…と感じる人も多いみたいです。
意外と力仕事である点も注意
クリエイトSDはドラッグストアなので、アルバイトやパートとして入った場合には品出しとレジ打ちがメイン業務になります。
基本的には別々に担当が決まっていますが、人手が足りないときには両方掛け持ちすることも珍しくありません。
この2つの業務のなかでも、特に注意が必要なのが品出しです。
品出しは段ボールに入って納品される商品を陳列棚に並べる作業のことを言いますが、この作業が結構な力仕事なんです。
とくに段ボールに入った商品を倉庫や陳列棚の上から運んでくるときには男性でも結構な力が必要になります。
脚立に乗りながらの作業になるので、力も入りにくく怪我をする人もいるくらいです。
ドラッグストアというと清潔感があって暇なようなイメージがあるのですが、ドラッグストアは薬局と違って飲料や食料品も売っているのでその分品出し作業が重労働になるんですね。
働き始めて初めて知ったという人もいるので、この点は注意が必要です。
接客の質にもかなり厳しい
クリエイトSDの掲げている重要な経営方針のなかに、売上よりも接客の質を重視するというものがあります。
接客の質を重視して、1人1人のお客さんに満足してもらうことで、全体的な売り上げ向上につながるという理念のもと、このような経営方針を打ち出しています。
ただ、その分、従業員1人1人に求める接客の質は必然的に高くなり、そのチェックもかなり頻繁に行われます。
言葉遣いだけでなく、対応やしぐさなども見られますので、ここをストレスに感じている人も多いようです。
しかし逆に考えると、ここまで接客態度や身だしなみに関して厳しいバイトを経験すれば、今後はどこでも通用するような接客を身に付けることができるという考え方もできますね。