自民党の白須賀議員がマタハラ発言をしたとして話題になっていますね。
自民党の白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)は29日、働き方改革関連法案を議論する党の厚生労働部会などの合同会議で、自身が運営する保育園で病児保育のため採用した看護師について「雇って1カ月後には実は妊娠して産休に入ると(言ってきた)。人手不足で募集したのに、それは違うだろと言った瞬間に労基(労働基準監督署)に駆け込んだ」と発言した。
出典:毎日新聞
女性からは非難されそうですが、はっきり言ってこれマタハラでしょうか?
マタハラ(マタニティハラスメント)は近年社会問題になっているようですが、日々のニュース報道などを見ていると疑問に思うところがたくさんあります。
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確かに問題だが非常識な労働者もいる
まずうえで取り上げたニュースについては、雇用されていた看護師のほうが非常識だと思います。
こう思うのは私だけではないはず。
そもそも、雇われて1カ月で産休に入るのであれば働き始めないのが常識だと思いますし、初めから言わずに採用後に『実は…』というのもさすがに非常識だと思います。
こんなのが平気で認められて、経営者や会社側の責任が問われるのであれば日本の企業はどんどん潰れていきそうです。
企業どころか日本という国さえおかしい方向に進んでいく気がします。
確かに妊婦や女性にとって優しい社会でなければならないのはよくわかりますが、行き過ぎな感がありますよね。
法的に明確な定義はない
これが諸悪の根源ですね。
法的に明確な定義がないから何でも意見が通ってしまいます。
労働者と雇用主という関係だと、一昔前は雇用主が強すぎました。
強すぎる時代は確かに問題です。
それから数十年たって、今は労働者側に強い発言権があります。
少しでも強い発言をしたらパワハラ。
ちょっと女性に強く言えばセクハラ。
そして今回のようなマタハラ。
今の社会は労働者を保護するあまり、会社側が非常に窮屈な時代になっていると思います。
この流れがますます加速すると、本格的にパワハラやマタハラ問題が原因で倒産する企業が出てくる気がします。
男女平等という議論はほんと不毛
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男女雇用機会均等法とか、女性の社会進出を促進するとか。
そういう話のなかでは男女の平等というのが常にテーマになりますが、この男女の平等問題はほんと不毛だと思います。
誤解を恐れず正直に言えば、平等なわけがありません。
そもそも、男女は体のつくりも違えば、体力とか潜在的な能力も違います。
シンプルに、男のほうが女よりも力が強い。
これだけ考えても明らかに違いますよね。
確かに女性の社会進出は良いことだと思います。
女性が働きやすいような社会環境を作るのは良いことです。
でも、女性が働きやすくなる一方で男性が働きにくくなったり、会社が存続しにくくなるのは違うでしょう。
それじゃ何の意味もありません。
女性が働きやすい環境を作っているんじゃなくて、女性のみが働きやすい環境を作っているように思えてしまいます。