社会人になるとスーツを着る機会が増えますよね。
会社帰りに飲みに行ったりすることが増えてきますので、どうしても学生の頃と比べて私服などのように差別化が難しくなってきます。
正確に言えば、スーツの色や柄、生地、裏地、シャツの種類などで差別化をすることは出来ますが、業種によっては厳しく規定が設けられているところもあるかと思います。(例えば、シャツはボタンダウン禁止とか、クレリックシャツ禁止など)
特に金融系や生命保険などの個人相手の営業職では厳しいことが多いようですね。
そうなってくると、やはり差別化をするのはどうしても難しくなってきてしまいますよね。
でも、そこでめげないのがオシャレ男子。
何が何でも人との差別化を図って、ワンステージもツーステージも上の男になりましょう!
差別化をしたけりゃ高級品を身に着ければ良い
批判を恐れずに言えば、差別化をしたいなら高級品を身に着ければ良いです。笑
スーツに限らず、これは私服でも同じで、メンズファッションってシンプルだからこそ良いものを着ていないと皆同じように見えてしまうんですよね。
確かに、中にはユニクロでも着ている人がかっこよければカッコよく見えるという人がいますが、そんなの言えるほど私はイケメンじゃありませんし(涙)、スタイルも良いわけではありません(涙)
ですから、社会人になって、ある程度の収入があって、おしゃれに気を使えるくらいの余裕があるのであれば、いわゆる高級品と呼ばれるブランドに手を出すべきだと思っています。
私がおしゃれかどうかは分かりませんが、少なくともファッションが好きです。特にスーツファッションが好きで、今現在15着を保有しています。
恐らく同年代としては『頭おかしいんじゃねぇの?』と思われるくらいスーツに対してお金を掛けてると思います。笑
スーツはオーダーで作るのが基本ですが、スーツそのものはこだわりだすと凄まじい値段になっていきます(^^;
ですので、今回は少し奮発すれば人と差別化が出来るYシャツにフォーカスして、オススメのブランドをまとめてみました。
シャツでいいものを購入する時のポイントは、いわゆるハイブランドとして知れ渡っているシャネルなどで購入するのではなく、シャツ専門ブランドで購入することです。そうすることで変にブランドの付加価値が付くことなく、質の良いシャツが手に入ります。
少しお金に余裕が出来て、奮発してスーツファッションにこだわってみよう!と思える方は是非参考にしてみてください。
FRAY (フライ)
世界最高峰と名高いシャツブランドです。
スーツの国イタリアのボローニャ発祥のフライは、世界最高レベルのマシンの裁縫技術を誇ります。
多くの高級シャツブランドはハンドメイドが基本ですが、フライはその中では珍しいマシンメイドです。
マシンというと大量生産のイメージが強いですが、実際にフライの裁縫を見ると分かるように、その裁縫は緻密で繊細そのものです。まさに高級シャツにふさわしい無駄のない立体的な裁縫が特徴です。
スポンサーリンク
Finamore (フィナモレ)
イタリア・ナポリ発祥のハンドメイドブランド。
フォーマルでもカジュアルでも定評のあるフィナモレのシャツ。
日本ではどちらかというとカジュアルシャツとしての人気が高いようですが、本国イタリアではフォーマルでも頻繁に着用されます。
繊細な裁縫と洗練された生地でワンランク上の大人な雰囲気を醸し出します。
GUY ROVER(ギ・ローバー)
イタリア・ピアツェンツァ発祥のマシンメイドブランド。
オールマシンメイドにこだわっている点はフライと同様ですが、価格帯などを見ると分かるようにギ・ローバーの方が手の出しやすいブランドになっています。
イタリアでも高い知名度を誇り、多くのファンを魅了し続けているブランドです。
LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
イタリア・ナポリ発祥のハンドメイドブランド。
ハンドメイドの技術力には高い定評があるナポリでも、特に注目され続けているブランドです。
イタリア発祥の老舗でありながら、日本展開も活発に行っており、日本人の体型に合わせた新商品の開発などは抜かりがありません。
TRUZZI (トゥルッツィ)
イタリア・ミラノ発祥のハンドメイドブランド。
細かい部分の裁縫へのこだわりはハンドメイドならではのなせる業です。
日本では知名度の低いトゥルッツィですが、4世代で受け継がれるイタリアのハンドメイド技術を体感するなら選択してみるのもありです。
Anna Matuozzo(アンナ・マトゥオッツォ)
イタリア・ナポリ発祥のハンドメイドブランド。
全ての工程を女性の職人が8人で行っています。
ハンドメイドから生み出されるそのエレガントなシルエットや見て分かる上質な記事の質感は圧巻です。
そのため、シャツ一枚で着ていてもドレスシャツとしてしっかりと決めてくれます。
Mario Muscariello (マリオムスカリエッロ)
イタリア・ナポリ発祥のハンドメイドブランド。
ナポリの技術力を結集した伝統的なハンドメイド技術を体感できるブランドです。
1800年代後半から続く老舗ですが、時代の潮流に合わせたデザインや斬新なデザインを多く発表しており、楽しませてくれるメーカーでもあります。
BARBA (バルバ)
イタリア・ナポリ発祥のハンドメイドブランド。
フライやルイジボレッリなどと共に世界最高峰シャツブランドとして名高い有名メーカーです。
バルバの特徴は逆三角形のシルエットでしょうか。チェストからウエストにかけてスリムな体型を作りだすように綺麗なシルエットを演出してくれます。
個人的にはジャケットを脱いだ時にダボ付くのが嫌いなので、スリムフィットをしてくれ、尚且つ後ろから見てもドレッシーで綺麗なシルエットを作ってくれるバルバはお気に入りです。
CHARVET (シャルベ)
フランス・パリのハンドメイドブランド。
シャルベはシャツ専門店の中でも特に歴史が古く、1838年にクリストフル・シャルベが創業しました。
ブランドコンセプトは『エグゼクティブのための良い趣味』です。
生地へのこだわりは素晴らしく、シーアイランドコットンやエジプト綿などの最高級の記事を生地を採用しており、着心地や肌触りなどで上質感が伝わってきます。
THOMAS MASON (トーマスメイソン)
イギリス・ランカシャー発祥のハンドメイドブランド。
古くから英国王室御用達とされてきた、イギリスでは名実ともにNo1ブランドです。
現在でもイギリス王室のオーダーシャツを手掛けているようで、まさに英国紳士の格調高い雰囲気を醸し出してくれます。
イタリアのブランドが多い中でのイギリスブランドですが、元々はイギリスのスーツ文化を支える存在としてイタリアが存在しました。
その中で得た高い生産技術が現在にも引き継がれているため、現在ではスーツ大国やファッション大国というイメージがイタリアにあるのでしょう。
上質な生地と、それに伴う色使いには定評があります。
スポンサーリンク
Cesare Attolini (チェザレアットリーニ)
イタリア・ナポリのハンドメイドブランド。
アットリーニの特徴はなんといっても、協調し過ぎない美しいシルエットにあると言えます。
シャツも有名ですが、ジャケットの評価もとても高いブランドです。
わざとらしくないウエストの絞り方なのにもかかわらず、しっかりと体のラインを綺麗に見せてくれるのは長年の生産技術の結晶と言えるでしょう。
ORIAN(オリアン)
北イタリア発祥のマシンメイドブランド。
ブランドの特徴は、服に特徴を持たせるのではなく、着る人の個性や特徴を十二分に発揮させるシンプルなデザインをメインに掲げています。
生地の素材はカジュアルでありながら、形はドレッシーで様々な場面に使うことが出来ます。
シルエットも普通のシャツとは一線を画しますので、シンプルでありながらも差別化を図りたい場合にはオススメのブランドと言えるでしょう。
Turnbull&Asser (ターンブル・アッサー)
イギリス発祥のハンドメイドブランド。
トーマスメイソン同様イギリスのメーカーであり、イギリスを代表するブランドでもあります。
こちらもチャールズ皇太子の時代に王室御用達を受け、その知名度は飛躍的に向上しました。
ターンブル・アッサーの特徴はその色使いや柄の大胆さです。
見方によっては好き嫌いの分かれるデザインとも言えますが、差別化という面では際立っています。
とにかくサイズ感が重要だ
最後に、どんな良いブランドを身にまとったとしてもサイズ感がめちゃくちゃだとすべてが台無しになるので要注意です。
高いスーツを着ていても、サイズ感をミスってダボダボ感が出てしまっているのはみっともないです。
サイズ感のあっていない高級スーツよりも、サイズ感のあっている吊るしのスーツの方が100倍カッコいいですので。
これはアウターだけでなく、Yシャツにも言えることです。
サイズ感が大きすぎると、シャツをインした時に出来るシャツの遊びの部分がかなり目立ちます。
冬などであればそれも分からないかもしれませんが、夏場にジャケットを脱いだ時などにはだらしなく見える原因になりますので、自分に合ったサイズをしっかりと見極めることが大切です。
くれぐれもサイズ感はお間違いのないように。