Twitterやインスタで密かに話題になっている『ロー活女子』って知っていますか?
そもそも『ロー活』という言葉を初めて知ったのがテレビです。
確か有吉ジャポンだったと思いますが、その番組のなかでロー活やロー活女子なるものがSNS上で流行っていると取り上げられていたんですね。
若い女性の間で流行し、今後も加速していきそうなものですが、実はこれ賛否両論あって嫌な人はめちゃくちゃ批判します。
あらかじめ言っておきますが、私は肯定派でも否定派でもありません。
あくまでも中立的な立場に立って客観的にこの記事を書いています。
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目次
SNSで流行に火が付いたロー活女子とは?
ロー活というのは、『ローレグライズ活動』の略です。
ローレグライズと聞いても男性の場合はよくわからないと思いますが、これはいわゆる女性のパンツや水着の形です。
一般的な女性のパンツや水着の形というのは、通常のノーマルタイプとハイレグ、ローレグ、ローライズに分類されます。
後ろの2つを合わせてローレグライズですね。
ローレグというのはハイレグの逆で、股の部分に角度が付いておらずノーマルよりも角度のないパンツです。
一方、ローライズというのは股の部分の角度はノーマルと同じですが、ウエスト部分のが浅いパンツです。
ローレグはまだしも、ローライズに関してはかなり際どいものなので、角度によっては見える可能性もあります。
普通の感覚でいくと女性が自らこういったファッションを自撮りしてSNS上にアップするのはあり得ない話なのですが、なぜか今流行っているんですね。
SNS上で『#ロー活』などと検索をしてみると自分で撮影した画像がたくさん出てきます。
一般の人が多いためプライバシー保護も考え、このページでは取り上げませんが、実際に検索してみると無数に出てきますので興味ある方は検索してみてください。
その多くはアニメや漫画のコスプレ、私服と合わせた可愛いファッションを上げています。
ロー活をする目的はなんなのか?
こんな写真を自分自身で撮影してネット上にアップするのは何故?というのが、まず沸き起こる素朴な疑問ですよね。
この目的について調べてみると、どうやら目的は特にないようです。
強いて言うのであれば、自分のローレグライズファッションを見てもらいたいからというのが理由のようです。
ロー活をしている女性全員に聞いて回ることはもちろんできないので、なかにはしっかりとした目的を持っている人もいるのかもしれませんが、私が調べた限りでは『やりたいからやっている』という人が大半のようでした。
こうなるとますます疑問ですよね。
こういう際どい写真って男性の目には必ず留まりますし、良くも悪くも注目を集めるのは必至です。
SNSのフォロワーを獲得するためとか、拡散目的などであればなんとなくわかる気もするのですが、特別そういう理由があるわけでもないようです。
それでも何らかの目的があるんじゃないの?とさらに調べてみた結果
いやいや!しつこいわ!って言われそうですが(笑)、個人的にこの流行というか風潮はとても疑問だったのでさらに調べてみました。
すると、以下のような目的を持っている人もいるということが分かりました。
- ダイエットの成果を共有したい
- ダイエットを頑張る動機にしたい
- このファッションを広めたい
- 有名になりたい
- おしゃれなセクシー画像は海外雑誌のようでかっこいい
なかにはなるほどっていうものもありますが、いやいやおかしくない?ってものもありますよね(笑)
世間の反応はどうなのか
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このロー活に対する世間の反応はどうなのでしょう。
実際にツイッターとかで生の声を調べてみると、まぁ思った通り、想像通りっていう感じです。
もちろん、ロー活をしている女性たちからは『かわいい』とか『きれい!』とか『おしゃれ!』というような高評価が飛び交っています。
ただ、一方で『こういうのは野蛮だ』とか『可愛ければなんでもいいというわけではない』とか『ファッションではなくただ脱いでいるだけ』というような厳しい声もあります。
これは想像通りですよね。
特に年配の女性から見ると、こういうのはファッションとは言えないだろ!って声を大にして言いたい人も多いと思うんですね。
「男性はどの層も喜んでいるだろう」と思っていましたが、そういうわけでもなくなかには『自分の彼女がこういうのをSNSに投稿してたらちょっと幻滅・・・』というような声も若い男性から聞かれました。
どちらが正しいとか、どちらが正論なのかとかそういうことではなく、単純に思うのがリスクを考えていますか?ということです。
批判するわけではないがネットリテラシーをしっかり持つべき
こういうのを批判するつもりもありませんし、説教をするつもりもありません。
むしろ私は男なので、こういうのはどちらかというと歓迎です。(笑)
でもですよ、ちょっと危なくないかな?と思うこともあるわけです。
スマホを誰でも持つ時代になって、どこでもネットが使えるようになりました。
これによって便利になったことももちろんたくさんありますが、ネットが普及しすぎたことによってネットリテラシーのない人も増えてきたと感じています。
もっと簡単に、もっと具体的に言えば、ネットはプライベート空間ではないですよってことです。
TwitterとかInstagramとかをやっている人の多くは、プライベートの写真を何の抵抗もなくアップします。
普通の食事の写真とか旅行の写真であればまだいいですが、この流れが加速して水着とかロー活のような際どい写真をアップしまくるのはどうかと思います。
「私のアカウントはカギ付いているから大丈夫!」っていう人もいるかもしれませんが、アカウントのカギなんてあんまりアテになりませんからね。
流出するときは流出しますし、犯罪ですが知識を持っている人からすればアカウントを乗っ取ることもそこまで難しい話ではありません。
その写真ネット上にずっと残っても大丈夫?
ネットの怖いところは、一度流出した画像とか写真というのは半永久的に残ってしまうということです。
これは自分が消したとしてもです。
検索エンジンにはキャッシュという機能もありますし、そこにはデータが削除されてもある程度の期間はそのままの状態で残ります。
それに、データ情報は無限に複製が可能であるということも忘れてはいけません。
どこで誰に複製され、だれに利用されているかなんて世界中に広まるWebの世界では到底特定できません。
実際に自分の画像が流出してしまい、それを削除したくてもできなくて悩んでいる人とか、これが原因で就職活動に影響が出ている女性がいるという話も聞きます。
何気なく投稿したSNSの写真が原因でですよ?
そう考えると怖くないですか?
こんなんで一生を棒に振るのはもったいなすぎます。
まとめ
批判する気はないとか、説教する気はないとかいいながら説教くさくなりましたね(笑)
ただ、ネットやSNSが発端で発生する犯罪も多くなっているというのは忘れてはならない事実です。
『自分は大丈夫』と何気なく過信している状況が一番危ないと思いますので、投稿する場合にはある程度リスクも考えたうえで投稿した方がいいと思いますね。