『ポールスミスは学生が持つもの』
とか、
『ポールスミスはダサい』
みたいなこと言う人がたまにいますよね。
実際、大学生にポールスミスは大人気ですし、年齢層的には20代前半というイメージがあります。
だからといって、社会人が身に付けていたらダサいのか?というと、それはちょっと違うと思うんですよね。
ファッション好きの私なりの見解を話します。
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目次
小物と服・スーツを同等に扱ってはいけない
まず言いたいのがこれです。
ポールスミスはダサいとか、シップスは大学生だとか、ビームスはなんかヤバイとか。
そういうことを言う人はたいていファッションをかじったばかりの人です。
そもそもですが、『○○(ブランド名)はダサい』というのはおかしいです。
なぜなら、ブランドごとに得意なアイテムがあるからです。
例えば、Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン) というブランドがあります。
フランスを代表する高級ブランドで、世界的に認められているブランドです。
イヴ・サンローランはもともとオートクチュールメゾンとして誕生したという背景があるため、コートなどをはじめとするアウターなど、服全般で高い評価を受けています。
Tシャツでも5万とか6万くらいしますからね。
でも、イヴ・サンローランの財布とかアクセアサリーってそこまで評価高くないですよね。
財布はまだしも、アクセサリーなんて2万とか3万で買うことができます。
なぜかといえば、それは力を入れてないからです。
これと同じように、ポールスミスもスーツやアウターなどには力を入れているけど、小物系にはあまり力を入れていません。
だからこそ、同等に語るのはおかしいんです。
ポールスミスにもラインがあるの知ってますか?
ブランドには、いくつかのラインが存在します。
例えば、ポールスミスのファーストラインは『ポールスミス』です。
しかし、これ以外にも日本では主に2つのラインが展開されています。
それが、『ポールスミスコレクション』と『PSバイポールスミス』です。
それぞれの位置づけをちょっと解説しておきます。
PaulSmith
ファーストライン。
ここからブランドの歴史が始まりました。
値段も高めに設定されていて、メインラインでもあります。
PaulSmith Collection
日本限定のラインで、ファーストラインであるPaulSmithの上位に当たるラインです。
最上級の品質ともてるすべての技術を詰め込んで作られているラインです。
価格も高め。
ファーストラインのPaulSmithよりも高いのが通常で、アイテムによっては同等くらいの価格帯です。
PS by PaulSmith
PaulSmithのセカンドラインです。
大量生産用に作られていて、品質・技術共に高いわけではありません。
ポールスミスやポールスミスコレクションは良いブランドですよ
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私は、サリバンやギャルソン、サンローラン、ディオールオムなどを好んで買っていますが、ポールスミスも悪いと思いません。
PS by PaulSmithはさすがに大衆的すぎて、持っていて誇れるものではありませんが、PaulSmithやPaulSmith Collectionなら普通におしゃれなアイテムもたくさんあります。
特にスーツをメインに展開しているPaulSmith Collectionのジャケットは、シンプルで余計な装飾がなく、イギリス伝統の形を継承していていい作りです。
本当にブランドの良し悪しを語るのであれば、ここまで見なければダメだと思います。
もっといえば、PS by PaulSmithでも合わせ方によっては全然いいと思います。
全身PS by PaulSmithなのはちょっとダサいといわれても仕方ないかもですが、ワンアイテム持っておくのは逆におしゃれ感出すこともできます。
おしゃれは合わせ方と来ている人で決まりますからね。
値段が高い=おしゃれ、値段が安い=ダサい
というのは違うと思います。
ちなみに、女性ラインのPaulSmith Womenは普通におしゃれでした。
女性でポールスミスは結構いい感じだと思います。