プロフェッショナル仕事の流儀というとNHKでも人気の番組ですよね。
全体的に暗い印象でほとんどNHKは見ない私ですが、仕事の流儀だけは好きで良く見ています。笑
つい最近、仕事の流儀で特集されていたのが小山自動車です。
兄弟で経営するこの自動車工場に日本の技術の素晴らしさを見ましたね。まさにプロフェッショナルでした。
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小山自動車(広島県福山市)
小山自動車は広島県福山市にある自動車整備工場です。
兄弟二人で経営される小さな工場なのですが、その腕は確かに一流。神の腕を持つといわれています。
お医者さん、特に外科医では神の腕ってよく聞きますが、自動車整備士で聞くことなんてほとんどありませんよね。
実際何がスゴイのでしょう?
それは『どんな車でも治せること』にあるようです。
あらゆる知識を持っていたり、長年の経験から裏打ちされた技術などは当然ですが、驚いたのが最新技術を用いたコンピュータなどによる機器です。
こういった町工場的な小さな工場というのは、最先端技術などには疎いイメージを持っていましたが、そんなイメージはいっぺんに払しょくされましたね。
例えば、聴診器などを使ったり、コンピュータで車の異常部位を的確に探る機械など、大企業顔負けの設備でした。勿論設備だけでなく、これらをすべて駆使できる彼らがスゴイのですが。
日本を代表する修理工の技術
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一町工場がテレビの1コーナーで特集されるのにはやはりそれなりの理由があります。
彼らが神の腕を持つといわれるエピソードです。
過去に修理した車には50年以上もたったエンジンが動かない車などがあったそうですが、この車も結果新品同様にまでよみがえらせています。
ジムカーナや全日本ダートラについて
彼らの会社である小山自動車は実は一部では老舗中の老舗として認識されています。
全国的には知られていませんが、一部では超有名企業なんですね。
なぜ有名なのか?というと、モータースポーツとして有名なジムカーナや全日本ダートトライアルなどを手掛けた経験をお持ちの企業だからです。
ジムカーナに関しては競技自体はいくつかの種類があって、パイロンを置いてその間を走り抜けるものや、小さいカート用のコースをそのまま使用してレースを行うものなど様々です。
車好きやエンジン好きな方なら一度は聞いたことのあるでしょうね。
まとめ
最近では『下町ロケット』というドラマが話題になっていますが、このリアル版を見ているようでしたね。
資金力を豊富に持っていたり、凄い知識を持った研究者や人材というのは確かに大企業の方が豊富にいるでしょう。
しかし、現場でのスキルや実際の技術というものはやはり長年の経験でしか培われません。
そういうことを考えると、今回取り上げた小山自動車以外にも日本全国にはたくさんの素晴らしい技術を持った町工場があるのでしょうね。
良い技術は持っていても、資金力がなくて倒産に追い込まれてしまう企業というのは小さい会社ならよくあることのようですが、とてももったいない話ですよね。
番組などで取り上げられれば知名度は確実に上がりますし、もっとたくさんの小さな企業を取り上げてもらいたいものですね。