鎌倉にはさまざまな観光名所がありますが、そのなかでも荘厳な竹林が目玉の報国寺は人気です。
鎌倉駅から徒歩でいくには少々遠い位置にあるのですが、駅から出ているバスを利用すれば10分程度でアクセスできます。一方、無料駐車場も数台分あるので、早い時間であれば車で行くのもいいでしょう。
今回は、そんな報国寺を楽しむための注意点と事前に確認しておきたいポイントを見ていきたいと思います。
報国寺の抹茶は予約できる?時間制限はあるのか
報国寺は鎌倉でもかなり有名な観光スポットであるため、事前予約はできないのか気になっている人も多いようですが、原則として抹茶の予約はできません。
報国寺自体が開くのが午前9時なので、それと同時に行けば繁忙期であっても並ばずに抹茶をいただくことができるはずです。
一方、時間についてですが、抹茶を飲むための席に時間制限はないものの、繁忙期で人が大勢並んでいるときにはあまりくつろげないと思ったほうがいいでしょう。
人が大勢並んでいると心理的に早くどかなきゃという気持ちになるのが普通なので、最低限くつろいだら移動するのがマナーかとも思います。
ちなみに、時間に関して言えば抹茶の受付時間に注意が必要です。拝観時間は16時までですが、抹茶の受付は15時半までとなっています。(ただし、混雑が激しい場合には受付中止の可能性もあり)
抹茶の値段はいくらくらい?
報国寺の拝観料は200円ですが、抹茶を飲みたい場合には500円になります。
システムとしては報国寺の門をくぐってから少し進んだところにある受付で、500円を支払い入場券と抹茶の引換券をもらいます。500円は拝観料込みの値段なので、上乗せ300円が抹茶代ということですね。
抹茶には落雁のような砂糖菓子が付いてきます。時期や年度によって多少の変化はあると思いますが、私が行った時には葉っぱをかたどった小さな落雁が2つ付いてきました。
竹林の見頃の時期
せっかく行くのであれば一番の見頃に竹林を見たいですよね。
竹林を見どころにしている観光スポットは他にもたくさんあり、そのなかでも一番有名なのは京都の嵐山でしょう。こちらのスポットでは、5月~6月がもっとも美しく竹林を見ることができると紹介されています。
そのため、報国寺の竹林も基本的には夏前のこれくらいの時期が一番きれいに見れるということになります。
もし、青々とした竹林ではなく、紅葉と合わせて竹林を楽しみたいという場合には、11月に行くのがおすすめです。
これも年度によって多少のずれはありますが、11月下旬ごろに行くのが一番美しく紅葉が見れるとされています。