レゲエっていいですよね!
日本では一部の人にしか愛されていませんが、もっともっと広まっていいと持っています。
独特のリズムと音楽は1度聞いたら病みつきになること間違いなしです。
今までレゲエを聞いたことがない!という人は、まずは伝説のレゲエシンガー『ボブマーリー』から聞いてみましょう(‘ω’)ノ
それはさておき、レゲエで『ヤーマン』って言葉よくききますよね。
これってどういう意味なんでしょうか。
目次
ヤーマンの意味
ヤーマンの意味を一言でいうと、『やぁ』とか『はーい』といったような挨拶になります。
英語で言えば『Hi』とか『Hiya!』などに当たると思います。
基本的な使われ方としては『軽い挨拶』なのですが、このほかにも場合によっては返事として使われることもあります。
英語で言えば『Yes』の意味ですね。
このヤーマンという言葉はパトワ語という言語に分類されます。
パトワ語というのは英語とアフリカ語がベースとなって出来上がったジャマイカ独特の言語です。
しばしばパトワ語=ジャマイカ語というように勘違いされることもありますが、ジャマイカの公用語はパトワ語ではなく英語です。
ですので、ジャマイカ人でもみんながみんなパトワ語を普段から使っているわけではないということですね。
ジャマイカのなかでもレゲエ音楽を好む若者など、一部のコミュニティや一部の層で使われている言葉です。
どんな感じで使われるの?ヤーマンの使い方
ヤーマンの意味が分かったところで、実際にどういう場面で使われているのかを見ていきましょう。
レゲエ音楽を普段から聞いている人はわかると思いますが、音楽のなかに普通に出てきますよね。
間奏のときとかに、『ヤーマン!』って言っているのを良く聞くと思います。
他にも、レゲエの音楽にのせて体を揺らしているときに、友達同士で『ヤーマン!』っていうのもよく聞きますね。
これはいわゆる掛け声なので、深い意味があって言っているわけではありません。
日本語で言うところの『いえーい!!』みたいなノリで使えばいいでしょう。
逆に、ヤーマンが返事・回答の意味でつかわれる場合ですが、『調子はどう?』などという問いかけに対して、かるく『ヤーマン!』って返す感じになります。
ジャマイカのレゲエファンのなかではこういったやり取りもよく見られるみたいですよ(‘ω’)ノ
他にもよく聞くパトワ語
パトワ語で一番有名なもの!といえば、ヤーマンで間違いないと思いますが、実は他にもよく聞いたことのある言葉でパトワ語はたく存在しています。
少しでも知っておくとレゲエ音楽も楽しめると思うので、ぜひ頭の片隅に入れておきましょう!
Babylon(バビロン)
これ!という風に具体的なものを指すことはできない抽象的な表現ですが、一般的には『邪悪なもの』というような意味合いで使われます。
より具体的には権力や政府(政治家)などの悪い側面を切り取ってバビロンと表現されますね。
日本で謳われているジャパニーズレゲエでは、バビロン=警察組織という意味合いで用いられることがほとんどのようです。
時には政府とか国家という意味合いもありますが、要は権力に逆らうというような意味合いで用いられるわけですね。
Diss(ディス)
日本でも『ディスる』って使いますよね。
これも実はパトワ語が語源だったんです。
ロックやヒップホップの世界でもDissという言葉は使われるように、レゲエ発祥の言葉としてはもしかしたら一番有名かもしれません。
Ganja(ガンジャ)
ガンジャというのはいわゆるマリファナのことです。
ジャマイカ特有の思想に、ラスタファリズムというものがありますが、この思想のもとではマリファナは『神の草』として崇められ、吸引しても違法にはなりません。
むしろ、ラスタファリズムのもとではどちらかというと推奨されていますので、日本人の感覚からするとちょっと考えられませんね(^-^;
Irie(アイリー)
『楽しい』とか『平和』を意味する言葉です。
パトワ語特有のニュアンスで、幸せなイメージを言葉に表して『アイリー』という感じですね。
Vibes(ヴァイブス)
日本のライブでもよく使われているヴァイブスも、パトワ語が発祥です。
テンションとかノリというような意味合いを持ちます。
『バイブス上げろ!』みたいな感じで使いますね。