切り裂きジャックは世界的にも有名な未解決事件ですよね。
ジャックザリッパーという名称でもよく知られており、小説やアニメのなかにも登場します。
最近ではコナンの映画『ベイカーストリートの亡霊』で話題になりましたね。
そんな切り裂きジャックですが、実在するとしたら子孫はいないのか?って単純に気になりました。
そして、子孫がいるとしたらその子孫たちはどのような生活を送っているのか?というもの同時に気になります。
ということで、ここでは切り裂きジャックの子孫についてみていきたいと思います。
切り裂きジャックの正体
子孫についてあれこれ調べる前に、そもそも切り裂きジャックの正体が判明していないので調べようがありませんよね。
ただ、ここで終わってしまってはこの記事を書いている意味がないので、ある程度仮定を踏まえて話を進めていきます。
この事件が起こった当初から、切り裂きジャックの犯人像についてはさまざまな説が唱えられています。
今までの捜査の流れのなかで、犯人の可能性が高いといわれている容疑者だけでも以下の6人がいます。
切り裂きジャックに関する仮説として、その犯行内容から解剖学の知識に明るい人物だというのは有名な話です。
実際にこの6人のなかにも、ウィリアム・ガルという外科医が容疑者として入っています。
ただ、近年の調査によれば、切り裂きジャックの正体としてもっとも可能性が高いのはユダヤ系の理髪師であったアーロン・コスミンスキとドイツ人画家であるウォルター・シッカートといわれています。
2人の容疑者のいずれかが真犯人だとすると…
この2人が真犯人ではないか?といわれている理由を詳しく書いていくとかなり長くなってしまいますし、本題とずれるので簡単に書いておきますね。
まず理髪師のアーロン・コスミンスキに関しては、犯罪歴や精神病歴などを持っていること、また売春婦に対して恨みを持っていたことなどがあります。(切り裂きジャックに殺害された被害者の多くは売春婦)
また、近年の調査によって被害者の遺留品から残されたDNAがアーロン・コスミンスキのものと一致したことで、彼が真犯人だとする見解が強まりました。
一方、画家のウォルター・シッカートに関しても切り裂きジャックから送られてきたとされる手紙のDNAを解析した結果、ウォルター・シッカートのものと一致したことで容疑が強まっていきました。
彼の作品のなかには切り裂きジャックの寝室を描いたとされる作品もあって、日本でも話題になりましたね。
事件自体が古すぎるため、どれも憶測の域を出ないのですが、この2人のどちらかが真犯人だと仮定すると、子孫はいるということになります。
子孫は何をしているのか?
切り裂きジャックの正体がアーロン・コスミンスキであっても、ウォルター・シッカートであっても、子孫はいるということになるのですが、残念なことにいずれの子孫も一般人であるため、詳細な情報は明らかにされていません。
アーロン・コスミンスキの子孫については、彼が真犯人だとする容疑が強まった先にDNAのサンプルを提供したのが彼の子孫であるということからも、子孫がいるのは確かです。
一方、ウォルター・シッカートについては1885年に政治家の娘と結婚をした際に、その妻との間に子供がいたといわれていますが、これも正確な情報はわかっていません。
切り裂きジャックの正体は謎のままだとはいえ、その犯行手口や残忍な犯行内容から今でも大きな反響を残している事件です。
ということは、子孫が公の場で明らかになってしまうと、身の危険や多くの批判にさらされる可能性もあるわけです。
今回色々と調べてみたなかでは、子孫の詳しい情報については分かりませんでした。
しかし、切り裂きジャック事件に生涯をささげて今なお調査している人々はたくさんいます。
今後、さらなる情報が明らかになって、真犯人の解明がなされたときは、また記事にしたいと思います。