夏野菜の定番であるナス。
色んな食べ方がありますが、昔から日本人に愛されてきた食べ方といえば『焼きナス』ですよね。
お酒のおつまみにもぴったりですし、ショウガを乗せて食べれば夏バテで食欲不振のときでもさっぱり食べることができます。
ただ、焼きナスを作ったことがある人はわかると思いますが、結構皮むきが大変じゃないですか?
頑張って綺麗にはがそうと思っても、身も一緒にくっついてきてしまう。。。
無理やりむいたはいいけど、気が付いたら身がほとんどなくなっていた(^-^;
みたいなこと普通にありますよね。(笑)
ということで、ここでは焼きナスの皮をきれいにむく方法と、おいしい食べ方を紹介します!
目次
焼きナスの皮を綺麗にむく方法
実はきれいにむく方法はいろいろあります。
家庭によっても、またお店によってもやり方はさまざま。
そのなかでも個人的に一番きれいにむける方法だと思っているものと、手順が簡単な方法の2つを紹介します。
テレビから話題になった焼きナスのむき方
現在はもう放送されていませんが、昔人気だった某バラエティ番組で紹介されていた方法です。
- 2本以上のナスを用意してお互い同士を軽くたたく
- 全体につまようじなどで穴をあけていく
- ヘタの周辺に包丁で1周切込みを入れる
- ナスを焼く
- 焼きあがったナスを冷水に入れて冷やす
- ヘタのほうからお尻に向かってむく
まず、ナスを2本以上用意して、お互い同士をたたきます。
ここで大切なのは下手の部分からお尻の部分までまんべんなく叩くことです。
軽く音が鳴る程度に叩くことで、皮と身の間にスキマができます。これが焼きあがった時に綺麗にむけるポイントになるんですね。
(※力を入れすぎると傷んでしまいますので、軽くたたいてください)
叩き終わったら、つまようじなどでナスの皮に穴をあけていきます。
空気が入りやすいように開けるだけなので、全体的にところどころ空いていればOKです。
最後に、ヘタの部分に1周切込みを入れます。
焼きあがった後に、ここを手掛かりに向き始めるための切込みですね。
以上の下準備ができたらいよいよ焼いていきましょう!
全体がしわしわになってきて、皮が黒く焦げてきたら水につけます。
そのまま数分放置してナスが冷めてきたら皮をむいていきましょう。
ヘタの部分に入れた切込みからお尻のほうに向かって皮をむけば、とてもきれいにむけるのがわかるはずです。
急いでいるときに便利!簡単な焼きナスのむき方
上で紹介した方法よりも手順が簡単で、下準備にかける時間が少なくて済みます。
量をたくさんやる場合や、急いでいるときにおすすめな方法です。
- ヘタの周りに1周切込みを入れる
- お尻のほうからヘタのほうに向かって竹串や菜箸を突き刺す
- ナスを焼く
- 暖かいうちにトングや箸を使ってヘタからお尻方向に皮をむく
下準備としてやらなきゃならないのは、『ヘタの周りに1周切込みを入れること』と『お尻からヘタに向かって竹串や菜箸で突き刺すこと』だけです。
ヘタの周りに切込みを入れるのは上で解説したのと同じ役割です。焼きあがった時に向きやすくするためですね。
この方法のポイントは竹串や菜箸で中心を突き刺すことです。
曲がりの強いナスの場合には中心を突き刺すことができないので、必然的にまっすぐなナスに限られる方法ですね。
また、こちらの方法は冷やしてからむくのではなく、暖かいうちに向くのもポイントです。
そのため、素手ではなく、箸やトングなどを使いましょう。
どうしても手でむきたい場合には、軍手などをするのがおすすめです。
最近は冷凍焼きナスもおいしくなっている
最近は冷凍食品でも焼きナスが売っています。
以下はセブンイレブンの冷凍食品ですが、かなり本格的です。
すでに皮がむかれている状態で入っているので、手間をかける必要が全くありません。
肝心な味ですが、個人的には全然合格点です。
自分で焼いたものとは少し風味が違う気がしますが、それでも簡単すぎるのでお勧めですね。
焼きナスのおいしい食べ方
焼きナスといえば、醤油とショウガを付けて食べるのが定番ですが、それ以外にもおいしいアレンジレシピがたくさんあります。
ここではおすすめの食べ方を2つほど紹介しておきます。
甘いだしが香る焼きナス
1つめは定番の食べ方の醤油をめんつゆに変えたバージョンです。
味付けを変えただけですが、優しい口当たりになってとてもおいしくなります。
めんつゆで食べる場合には、大根おろしやネギを添えるのもおすすめです!
トマトと薬味醤油で本格料理に
2つめは焼きナスを焼きトマトと一緒に食べる方法です。
付けタレはただの醤油ではなく、薬味醤油にするのがおすすめ。
薬味醤油は長ネギやミョウガ、青じそなどをみじん切りにしたものと混ぜ合わせたタレです。
凄くさっぱりしていておすすめですよ。