千葉県勝浦市にある守谷海水浴場は関東のみならず、日本でも人気の海水浴場です。
意外と知られていませんが、『快水浴場百選』にも選ばれているんですよね。
全国でも知名度の高い海水浴場なので、夏休みシーズンはやばいほど混雑します。
基本的に混雑する時期ならクラゲの心配もそれほど必要ないんですが、少し時期がずれると不安になりますよね。
刺されて痛いだけならまだいいですが、最悪の場合、死に至る可能性のあるクラゲも千葉県周辺の海では発生します。
参考記事:【死ぬ可能性アリ】海水浴に行くなら絶対にすべきクラゲ対策
ということで、ここでは守谷海水浴場のクラゲ発生状況を詳しく見ていこうと思います。
目次
7月上旬~8月中旬までがクラゲの少ない時期
守谷海水浴場は太平洋に面しています。
関東の太平洋沿いの海岸では、8月中旬を過ぎるとクラゲが一気に増えてきます。
全国的にも8月中旬のお盆を過ぎるとクラゲが増えるといわれているように、守谷海水浴場でもこれは共通です。
ただ、ひとつ注意したいのが7月~8月中旬であったとしても、クラゲはまったくいないわけではないということです。
ミズクラゲ、アンドンクラゲ、カツオノエボシは6月から出始める
守谷海水浴場などの関東の太平洋沿いの海岸に発生するクラゲには、主に以下の3種類がいます。
- ミズクラゲ
- アンドンクラゲ
- カツオノエボシ
このうち、危険なのはアンドンクラゲとカツオノエボシです。
ミズクラゲは日本中どこの海水浴場にも発生するクラゲで、刺されても強い毒性などはありません。
針に刺されたような痛みはありますが、命にかかわるようなことはないですし、傷跡が大きく残ることも基本的にはないです。
ただ、アンドンクラゲとカツオノエボシに関しては下手すると命にかかわることがあります。
特に危険なのはカツオノエボシのほうで、刺されたときに電気のような衝撃が全身に走るのが特徴です。
針のような痛みではなく、全身に電気が走ったような感覚を覚えたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
一般的な海水浴場よりは発生しにくい
守谷海水浴場は全国的にもクラゲが発生しにくい海水浴場といわれています。
これは、守谷海水浴場の地形が関係しています。
実際に行ってみると分かりますが、湾のようになっていて、沖からクラゲが入ってきにくい構造になっているんですね。
ただし、あくまでも発生しにくい構造というだけで普通にクラゲは出ますので、対策はしっかりとしていきましょう。
8月中旬以降に行きたいんだけど…
8月中旬を過ぎたらクラゲが増えるのは分かったけど、それでもスケジュール的に8月中旬以降じゃないといけないんだよ!
って人もなかにはいると思います。
こういう場合には、クラゲの少ない朝方の時間帯を狙いましょう。
クラゲも1日中姿を現しているわけではなく、海水浴場で頻出しだすのは日中の気温が高い時間帯です。
具体的には、午前9時ごろから次第に多くなり始めます。
時間は非常に短いですが、8月中旬以降にどうしても海水浴をしたいという場合には日の出から午前9時(安全策を取って午前8時のほうがいいかも)までで切り上げるのがいいです。
まとめ
結論として、毎年8月20日近くまではそこまで心配する必要はないでしょう。
それ以降はクラゲの発生確率が格段に上がるため、行くとしたら早朝に行くようにしましょう。
ただし、ハイシーズンであったとしてもクラゲに出くわす可能性はあるので、万が一の時のためにある程度の対策はしておきたいですね。