【氷河期が来る理由】人類は氷河期が来るとどうなるのか?

サイエンス

地球の歴史や宇宙の仕組みって、とてもロマンにあふれていますよね。

きっと、サイエンスに興味のない人でも一度は気になったことがある人も多いはずです。

地球の歴史の中でも、特に有名なのが氷河期。

私も氷河期については昔から興味があって、時折夢中になって調べたりしています。

ということで、氷河期について私の好奇心の範囲内で分かりやすくまとめていきます。

ちなみに、氷河期が来る理由や来た時の状況について知るためには、氷河期の基本的な事柄について知らなければ難しいので、前半では分かりやすく氷河期の基本をまとめています。

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今も氷河期って知っていましたか?

すでに知っている人もいれば、これを聞いて驚く人もいるかもしれません。

実は、いま私たちが生きている時代はまさに氷河期の真っただ中なんですね。

そもそも氷河期の定義ですが、氷について研究をする学問分野である氷河額(雪氷学)では『北半球と南半球の両方において広大な氷床が存在することを示唆する』とされています。

これは現代で考えると、北極と南極です。

北極にも南極にも広大な氷(氷床)がありますよね。

ということは、現代も氷河期であるといえるわけです。

この点から考えると、『氷河期が来るとどうなるのか?』というのは見当違いの疑問であることがわかるはずです。

氷河期は氷期と間氷期を繰り返す

多くの人が抱いている疑問を正確に表現するのであれば、『氷河期が来るとどうなるのか?』ではなく、『氷期が来るとどうなるのか?』ということになるでしょう。

氷河期と氷期って似てますね。

『河』っていう文字が抜け落ちているだけです。

でも、この二つはまったく違います。

氷河期というのは氷期よりも上の概念で、氷河期のなかに氷期が含まれています。

氷期というのはとても寒い時代で、一方比較的あたたかな時代を間氷期といいます。

そして、氷河期はこの氷期と間氷期を交互に繰り返しているんです。

私たちが生きている今の時代は、氷河期のなかでも比較的暖かい時代である間氷期の時代ということです。

氷河期が来る理由と氷期が来る理由

さて、いよいよ本題ですね。

ここまで読んで、氷河期と氷期が別物であること、今も氷河期であることは理解できたと思います。

それぞれ発生する原因が違いますので、分けてみていきましょう。

※どちらも様々な学説があるので議論の余地があるものです。

氷河期が来る理由

氷河期そのものが来る理由としては、銀河宇宙線が関係しているという説が有名です。

宇宙船じゃなくて宇宙線ですよ。

宇宙線というのは星が寿命を迎えて爆発する現象、いわゆる超新星爆発のときに出てくる放射線のことです。

地球は常にこの放射線にさらされています。

この宇宙線と氷河期に何の関係があるの?という感じですが、実は宇宙線の量が増えると雲の量に大きな変化を与えるといわれています。

空に浮かんでいる雲の量が1%増加すると、気温が1度下がるといわれているように、雲は地球の気温に大きな影響を与えていることが分かります。

そして、この雲の量を変化させる一つの要因が宇宙線だと考えられているんです。

今現在、地球のある太陽系は天の川銀河の腕の中にあります。

この腕を抜けると、一気に温暖化するといわれており、気温にしておよそ7℃~12℃くらい上昇すると考えられています。

氷期が来る理由

氷期が来る理由としてもっとも有名なのが、ミランコビッチ・サイクルです。

ミランコビッチ・サイクルについては非常に難しい理論なので、簡単に表現すると、いわゆる地球の公転や自転の傾きにある一定の周期が存在していて、地球に降り注ぐ日の量が変化しているという理論です。

太陽から降り注ぐ日の光が少なくなれば、当然地球は慣例化していきますね。

また、太陽の活動も氷期のひとつの原因だと考えられています。

太陽活動自体は黒点数の観測によって活発かどうかが判断されています。

太陽活動が原因の寒冷化は近い未来起こる?

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上で見たミランコビッチ・サイクルや宇宙線に関する話は非常に規模の大きい話で、私たちが生きている間には到底起こりえないものです。

ただ、太陽の活動によっておこる寒冷化は近々起こるのではないか?と指摘されています。

実際に太陽活動が原因の寒冷化は、人類も数回経験しています。

一番近いところで言うと、1790年から1830年に起きたダルトン極小期と呼ばれる時期があります。

今から200年くらい前のことなので、かなり近いですよね。

他にも、1645年から1715年のマウンダー極小期や1420年頃から1570年頃のシュペーラー極小期などもあります。

マウンダー極小期にはテムズ川が完全氷結したという記録も残っているくらいです。

そして、ダルトン極小期以来、約200年訪れていなかった寒冷化の時期が、今まさに迫ってきているといわれています。

イギリスのノーザンブリア大学によれば、2030年には太陽の活動量が60%以上減少する見込みとのことです。

東京オリンピックの10年後なので、まだまだ生きてる可能性大ありですね。。。

激しい寒冷化が起きたら人類はどうなる?

氷期というとんでもなく寒い時期は経験しなかったとしても、太陽活動の低下による寒冷化は経験するかもしれません。

もし、寒冷化が起きた場合、人類はどうなるのか心配ですよね。

でも、寒冷化自体については今のような悠々自適な暮らしはできなくなるものの、人類が滅びたりすることはないといわれています。

すでに200年前に人類がこの寒冷化を経験していることからも、これは納得ですね。

では、一方で氷期が着た場合にはどうなるでしょう?

これはあくまでも推測の域を出ませんが、人類は滅亡する可能性があるといわれています。

滅亡はしないまでも、文明は滅びるといっている学者も多いですね。

今現在私たちが築き上げてきて使っている文明というのは、氷期を経験していません。

ということは、氷期耐えうる文明化どうかがわからないということです。

今生きている世代が絶対に経験することはないであろう氷期ですが、人類が築き上げた文明が滅びてしまうのはなんか悲しいですね…

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