受験に失敗した時の立ち直り方と親がかける言葉を2浪の俺が書いてみた

コラム

こんにちはJJです。

私は過去に大学受験を経験していて、それも三回経験しています。
つまり2浪で大学にいったということですね。(タイトルには語呂が良かったので俺って書きましたけど、一人称は私ですすみません。笑)

進んだ大学は私立のいわゆる難関大学。関東では有名な大学です。
それでも私が進んだ大学は希望していた大学では無く、現役の頃に受かってはいたけど蹴って浪人を決意した大学です。つまり蹴っているわけですからそれだけ不本意な結果だということです。

結局のところ自分の希望する大学に進むことは出来なかったのですが、人より多く大学受験に失敗したからこそ語れることもあると思います。
というか、自分が大学受験に失敗した時に周りのありきたりな励ましの言葉は同情にしか聞こえず、逆に追い詰められていた過去がありますので、受験に失敗して本当に辛い状態から立ち直る方法と親がや周りにいる人が掛けてあげるべき言葉を私なりに考えてみました。

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立ち直る必要なんかない

なんかネットとか見てても思うのですが、受験に失敗したら『一緒にいてあげようか?』とか『明るく相手を遊びに誘う』とか超ありきたりなこと書いていませんか?
正直言いますがそんなの落ちた側からしたら迷惑以外の何物でもありません。

結論から言いますが、周りの人がしてあげる最善の方法があるとすればいつもと変わらず普段通りに接してあげることぐらいです。

超シンプルですが、一番難しいことだと思います。
でも落ちた張本人からすれば一番助けられることです。だって本当につらいんですから。
その辛さは落ちた人にしか分かりません。

変わらず接していればいつか普通に戻り、また新たに目標を見つけて頑張ります。
一端に受験をして、一端に落っこちて、一端に悩んでるんですからまた立ち直るくらいのことはほっといても出来ます。助けようなんてしなくていいと思いますね。

神様なんかいない

神様なんかいねぇじゃねぇか!!
って落ちた時はめちゃくちゃ思いました。

そして今でも神様なんかいないと思っています。
いや、別に宗教的な話してる訳では無いですよ。

別に信じる信じないというのは個人の自由なのでどうでもいいんですが、神様に頼んでる暇があるなら勉強した方が良いですし、神様を恨んでる暇があったら他の解決策考えたほうが良いですよ。ほんとに。

下を見ると楽だけどそれでも上を見る

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下を見ると楽ですよね。
『あぁこんな辛い思いをしている人もいるんだからまだまだ自分なんて大丈夫だ』とか、『自分よりもレベルの学校に行っている人はいるし自分はよくできた方だ』とか。

人間は追い込まれたくないし、辛い思いもしたくない。自分が楽と思う方向に逃げたがります。
でも逃げていたらいつまでたっても同じことです。同じ失敗を繰り返します。

本当の意味で助けてくれる人なんていません。現状から抜け出すためには自分から何かアクションを起こしていくしかないんです。
今は本当につらい時期かもしれませんが、あえてその辛さに真正面からぶつかっていって下さい。

今までどれほどの失敗をしてきたかは分かりませんが、恐らく今経験している受験での失敗よりも辛いことが社会人になったら沢山あります。
社会人になったらもっとつらいことがあるから。とかありきたりな慰めの言葉は私が一番嫌いな言葉ですけど、これに関しては意外と本当です。

受験ってぶっちゃけやめようと思えばやめられますし、まだまだ若いのでいくらでも軌道修正が効きます。
でも社会に出て会社に勤めたりしたら自分自身の判断や行動じゃどうしようもないことって本当にたくさんあります。今はあまりイメージできないかもしれませんが、社会は思ったほど合理的に動いておらず常に理不尽です。大人って理不尽だなぁ~とか言いますが本当に理不尽な大人多いですからね。

間違っちゃいけないのは受験というのはあくまでも夢を叶えたり目標を達成するための手段であって目的では無いということです。
こういうことを書くと『高校受験ならまだしも俺は大学受験なんだ!大学受験に失敗して大学に行けなくなったらもうお先真っ暗だ!就職も出来ない!』というような声が聞こえてきそうですが、そう思っている人は視野が狭すぎます。とても厳しいことを言うようですが、そんな考えでは例え大学受験に成功して希望の大学に入れたところで後々苦労することになると思います。

確かに大学は数十年前より多くの人が行く時代になってきて、大手企業への就職は大卒以上でないと厳しい時代になってきたのは否定できません。
但し、私の周りには大学を出ていなくても社会的ステータスを得ていて大卒で大企業に行く人よりも遥かに高い収入を得ている人たちがたくさんいます。

例えば、高卒で公認会計士を取り監査法人で会計士として勤務。その後、事務所を設立し独立。今では従業員数十名を超える監査法人の経営をされている方。
また、中卒でネット関連で起業して莫大な財産を築いている方もいます。

他にも人間的にも社会的にも素晴らしい方は大学に行っていなくてもたくさん知っています。

何のために大学に行くのか?

なぜ大学に行きたいのか?最終的な目的はなんなのか?というところも非常に大切なポイントだと思います。

大学に行く理由が一流企業に勤めたいから!とかであればある程度の大学に行く必要はありますが、もしそうではなく特定の夢があってそれを叶えるために大学に行きたいのであれば、実は見えていないいろんな選択肢があります。
例えば、通信制大学などですね。

多くの人は勘違いをしていますが、通信制大学であっても卒業したときにもらえる学位は通学生と全く同じものというところがほとんどです。

例えば弁護士になりたくて司法試験を受験するために法学部を卒業したいと思っているとしましょう。
新司法試験を受けるためには法科大学院を卒業する必要があり、法科大学院に入るためには法学部を卒業している必要があります。
ただ、それは別に通学でなくても問題ないわけです。通信制の大学であっても、優秀な大学はたくさんありますよ。

慶応大学の通信課程や中央大学の通信課程はその代表例です。これらの大学は入ることは特別難しいわけではありませんが、卒業するにはかなりの学力が要求されます。
実際に慶応の通信課程を卒業して東大の教授になった人がいるというくらいです。

自分の夢が通信制大学でかなえられる可能性があるのであれば、これも視野に入れたほうがいいです。


今回の失敗は次への成功の種だ

今回の受験の失敗はあなたの人生の成功への種です。
失敗を失敗と捉えるか、失敗する方法を見つけたと思うかで人生は本当に左右されます。

失敗する方法を見つけたと思えるのであれば、あなたは今回成功する確率が高くなったということ意味します。

大事なのは失敗を心から悔やみ、思いっきり反省したらいつまでも悩まず忘れる努力をして、もう二度と同じ失敗を繰り返さないことです。
そうすれば受験生活という短い時間では無く、人生という長い時間の中で成功することが必ず出来ると思います。

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