MLMとねずみ講の違いをわかりやすく解説してみた

ビジネス

MLM(マルチレベルマーケティング)とねずみ講って混同している人多いですよね。

最近では特定の学部などでは大学でも専門の講義がされているみたいなので、理解している若者もいますが、中にはまんまと騙されて気付いたときには友達もお金もなくなっていた…なんて人もいるみたいです。

MLMとねずみ講はまったく違うもので、MLMは合法ですが、ねずみ講は違法です。

でも、これを法律を介在させて説明していくとかなりややこしくなるので、誰にでもわかる平易な言葉で解説していきます。

ねずみ講は知識のない大学生を狙う傾向もあるので、人脈を広げる前にある程度で良いので知識は持っておきましょうね。

スポンサーリンク

MLMとねずみ講それぞれの概要

まずはシンプルにMLMとねずみ講の違いを押えておきましょう。

MLM(マルチレベルマーケティング)とは?

MLM(マルチレベルマーケティング)は別名、マルチ商法やネットワークビジネスなどと呼ばれています。

法律上は、連鎖販売取引という名前で規制されています。

呼び名は違いますけど、どれも同じものを指しています。

ねずみ講とは?

一方、ねずみ講というのは別名、マルチまがい商法などと呼ばれます。

法律上は、無限連鎖講という名前で規制されています。

ねずみ講=マルチ商法=違法だと思っている人多くない?

これは今までの人生で出会ってき人たちを振り返って思うことなんですが、ねずみ講をマルチ商法だと思い、マルチ商法=違法と思っている人がとても多いような気がします。

もしくは、MLMやネットワークビジネス=マルチまがい商法=違法だと思っている人も多いですね。

上の概要をよく理解できた人はわかると思いますが、どちらも大きな勘違いをしています。

マルチ商法とマルチまがい商法って言葉は似ていますが、『まがい』が付くかどうかで合法か違法かが大きく変わってきますからね。

大きな違いは『商品の存在』と『権利収入の範囲』

多分、上の概要を見ただけではMLMとねずみ講の違いってよく理解できないと思うんですね。

ということで、分かりやすく決定的な違いを2つ挙げると、『商品の存在』と『権利収入の範囲』が大きく違います。

合法であるMLMは『商品の存在』と『権利収入の範囲』どちらもありますが、違法であるねずみ講は『商品の存在』と『権利収入の範囲』どちらもありません。

商品の存在の有無

商品の存在というのは、いわゆる化粧品とか健康食品などの有形商品や英会話などの無形サービスのようなものがあるかどうかという話です。

ねずみ講の場合、この商品やサービスというものが存在しておらず、お金だけが動きます。

『いやいや!商品がなくて金銭だけが動くってどういうことよ』って場合には、具体例で考えてみましょう。

過去、実際にあった事件に円天事件というのがあります。

これは金投資などをうたって、あたかも投資商品があるかのように見せかけてお金を集めた事件です。

お客さんは自分の紹介でお客さんを作ることで、さらに報酬を得ることができる。

そんなモデルでした。

でも、実際には金の投資商品などなく、ただお金を集めていただけなんですね。

こういうのがいわゆるねずみ講って呼ばれるものです。

スポンサーリンク

権利収入の範囲の有無

一方、権利収入というのは、自分の下に付いた人が営業活動をしてくれることで自分は動かなくても入ってくる収入のことを言いますね。

MLMの場合には、権利収入の範囲がしっかりと決められていますが、ねずみ講の場合はこの範囲がありません。

ねずみ講が無限連鎖講と呼ばれるゆえんはここにあるわけですね。

『権利収入の範囲があるかないかってそんな大きな問題なの?』って疑問に思う人もいるかと思いますが、これはかなり問題ありです。

権利収入の範囲が無限ということは、1番最初に始めた人が一番儲かるというのは誰にでも分かりますよね。

始めるのが早ければ早いほど、儲けられる可能性が高くなるということです。

逆に考えれば、遅かったら儲けられないということです。

ピラミッドの頂点付近にいる人たちが受け取る権利収入の出所を考えてみれば、この問題点がよくわかります。

頂点付近にいる人たちが受け取る収入源は、下の人たちが営業した成果です。

下の人たちが営業した売り上げの何%かが上の人に入るわけですが、その間に何人も人が入っている場合、末端の人が受け取れる利益ってかなり少なくなりますよね。

例えば、頂点付近にいるAさんが紹介して入ってきたBさんやCさんの払ったお金の30%がAさんに入ってくるとします。

続いて、Aさんに下にいるBさんがDさんを勧誘したとします。

この場合、Dさんの払ったお金の20%がBさんに行き、10%がAさんに行きます。

これを続けていくと、以下の図のように末端の人(図だとEさん)の取り分はどんどん少なくなるのがわかりますね。

この図は4階層しかないですけど、これがさらに増えた場合、一番下っ端の人の取り分ってやばいですよね。

あくまでも報酬分配の詳しいシステムは、ねずみ講によって違うのでこういうものばかりとは限りません。

でも、ねずみ講はビジネスモデル自体に無理があるので、ずっと続くことはなく、最終的には破綻して終わります。

事件化せずに、トップ層の人たちだけが勝ち逃げみたいなパターンはかなり多いです。

まとめ

どうでしょう?

結構勘違いしていたところもあったんじゃないでしょうか。

社会に出ると、こういう話って想像以上に多いです。

大きな都内のカフェとか、少しおしゃれなホテルのラウンジとかに行くと、こういう話をしている人たくさんいます(笑)

それを側で聞いていると、こうやって騙されてしまう人は世の中にどれくらいいるんだろう…って心配になりますね。

ということで、世渡りをする上での何かの参考にしてください。

スポンサーリンク