メガバンクの就職倍率と就職難易度は爆上がりするだろう

金融

日本のメガバンクの一角を占めるみずほ銀行が大幅な新規採用抑制を発表しましたね。

その数なんと700人!

今年までは現在の水準で採用とのことですが、2019年以降からかなり厳しくなるはずです。

2018年現在大学4年生で、メガバンク希望している場合は結構危機感持った方がいいかもしれませんね。

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みずほ銀行が700人の新規採用抑制

みずほフィナンシャルグループは、2019年4月入社の新卒採用数を今年の春に入社予定の1365人から、約半分の700人程度に減らす方針であることが分かりました。業界最大手の三菱東京UFJ銀行も直近の約1000人から1割ほど、三井住友銀行も約800人から2割ほど削減する方向で検討を進めています。
出典:テレ朝news

これかなり衝撃的なニュースですよねぇ。

新卒採用の人数を約50%減少させるって就活市場にかなりの影響を与えそうです。

メガバンクは依然として新卒者から人気なので、困惑している大学生も多いのではないでしょうか。

みずほだけならまだしも、三菱も三井もですからね。

メガバンクの経営は苦しい

破綻するかといわれれば余程のことがない限り破綻しないと思いますが、ただ経営が苦しいのは間違いありません。

みずほフィナンシャルグループの佐藤社長も以下のような発言をしていました。

10年後の金融は全く違う形になっているかもしれない

つい最近、みずほは1万9000人の人員削減目標を発表しましたよね。

これ自体もかなり大きなニュースだと思うのですが、その背景にある経営環境の悪化のほうに注目したいところです。

フィンテックやIoTなどの技術革新が脅威

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メガバンクをはじめとする金融機関の敵は、間違いなくIT関連企業です。

近年、IT技術の発展は目覚ましいものがありますよね。

その代表がフィンテックやIoTです。

特に電子マネーに代表されるようなフィンテック関連の技術革新は著しくて、普及率も半端ないです。

スマホを使ってクレジットカード決済をしている人とか多分多いですよね。

さらに追い打ちをかける低金利政策

フィンテックなどの技術革新で、ただでさえ経営環境が厳しいのに、それに追い打ちをかけているのが日銀の超低金利政策ですね。

ここ数年で公定歩合は右肩下がり。

これに伴ってメガバンクの金利収入も右肩下がりになっています。

メガバンクの事業モデルは色々ありますし、グループ企業の金融商品も多数取り扱っているので今すぐ経営状態がやばいというわけではないと思いますが、とはいえ金利収入は銀行の大きな収益の柱です。

この先どうなるか分かりません。

メガバンク最強説は崩れるかもですね。

単純に考えて就職倍率は3割増し

就活に話を戻すと、メガバンク3社を合わせて新卒採用は約3割の減少です。

ということは、単純に考えて就職倍率は3割増しになりますね。

めちゃくちゃ単純に考えれば、就職難易度も3割増しになります。

ただ、就職難易度は実質もっと上がるんでしょうけどね。

経営環境の悪化と、人員削減という中では、今まで以上に慎重に採用者を決めるはずですから。

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