日本人によって引き起こされた南京大虐殺。
この事件が中国の訴えによってユネスコ記憶遺産に登録されたことはつい最近の出来事として記憶に新しいですね。
それに伴って日本でも通州事件をユネスコの記憶遺産に登録しようという動きがあるようです、
なんか仕返しみたいで色々思うところはありますが。。。
この通州事件の詳細な背景と勃発までのみちのりに関して、難しいことは他のサイトに説明を譲るとして、ここではあくまでも一読しただけで理解できるように分かりやすく簡潔に書いていきたいと思います。
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通州事件
通州事件(つうしゅうじけん)は1937年に起きた虐殺事件です。
この年は日本の歴史上でも有名な盧溝橋事件が勃発した年でもあります。
少し前に記憶遺産への登録で話題になった南京大虐殺は日本人による中国人の虐殺です。
悲惨な事件で、戦争下にあったとはいえ相当むごい殺され方をした方もいたようです。
これは日本としても認めており歴史上本当にあった事件で、事件自体の事実認識を否定するわけではありませんが、記憶遺産としての登録はどうなのか?というのが日本政府としても抗議していました。
また事件自体は本当であったとしても、中国は誇大表現をしたり、ありもしないことをでっちあげるのは得意中の得意ですので記憶遺産に登録された南京大虐殺に関しても詳細を見れば誇大表現され歴史上の事実とは異なる点も多いことは事実でしょうね。
それに対して今回話題になっている通州事件は中国人による日本人の虐殺事件です。
この事件も相当残酷な最後を迎えた方が多数いらっしゃって、猟奇的事件とも言われるほどです。
南京大虐殺が記憶遺産に登録されたのならば、その通州事件も記憶遺産に。ということで活動が活発化しているようです。
海外の反応と体験者の証言!
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通州事件や南京事件に関してだけでなく、戦争下に起きた悲惨な事件というものはねつ造やでっちあげといったことが良く問題視されます。
正直、我々一般人がこの歴史事実に対して本当にあったかどうか?というのを知るすべは極論、政府のお偉いさんや有識者の方たちの見解を聞いて判断するしかないわけですが、実際にこの事件に関する海外の反応ってどんな感じなんでしょうか?
『悲惨な事件だ』、『二度と起きてはならない事件』という被害者擁護の声は当然大多数を占めていますが、この通州事件について抗議する日本に対しては『どの面下げて言ってんだ』という意見もあるようです。
確かに日本は戦時下において相当悲惨な事件を多数起こしてきましたので、第三者国から見ればそういう意見もあって当然なのかもしれませんね。
ただし、こういう事件はどちらが正しいということはありません。何故ならばそういう事件を生み出す戦争自体が間違っているからですね。
どっちが正しい?っていうのは最終的に戦争は正しいか?とか、そういう話になってきます。
櫻井よしこ氏の発言
中国は日本に対して昔からこの南京事件をはじめとする中国に対して起こした数々の事件について歴史事実の直視を求めてきました。
2016年現在は安倍政権ですが、この安倍政権に対しても強くけん制しています。
これに対して政治ジャーナリストの櫻井よしこ氏は『中国の歴史認識を直視せよという言葉は、そっくりそのまま自国に対して向けられるべきだ。』と発言。
なかなか過激な発言ですが、これに関しては同感ですね。
自分のことを棚に上げて、他国のことは否定しまくり。
櫻井よしこ氏も今回取り上げた通州事件などを例に挙げて、中国こそ歴史認識を直視せず、事実を隠蔽し意図的に捻じ曲げていると言っています。