沖縄本島の北。
沖縄県国頭村安波にある滝壺が普久川(タナガーグムイ)です。
自然が手つかずのまま残った場所で、そこに行けばまさに大自然を肌で感じることができます。
ただ、知っている人は少なく、観光の名所となっているわけではありません。
心霊スポットが多いことで有名な沖縄ですが、この普久川(タナガーグムイ)も数ある心霊スポットの一つとして有名です。
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タナガーグムイってどんなところ?
タナガーグムイとは沖縄の方言で『テナガエビの群れ』という意味です。
人の手が入らないというだけあって、ここまで行く道のりも非常に困難です。
山の斜面を下っていくのですが、そこは道なき道。まさにサバイバルといった感じです。
名前の由来にもなっているように、テナガエビの生息地としても知られ、このほかたくさんの生き物が生息しています。
19歳米空軍兵(女性)の事故で有名に
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2017年5月12日、ここを訪れていたアメリカ人女性が滝壺に転落し救急搬送されるという報道がありました。
沖縄県国頭村の普久川にある滝つぼ「タナガーグムイ」で女性の米空軍兵(19)が転落して死亡した事故を受け、県は11日、県道70号にある滝つぼまでの案内板を撤去した。
出典:沖縄タイムス
現地の人には有名な話かもしれませんが、この場所、実は昔から水難事故の多い現場です。
タナガーグムイで過去の起こった水難事故
ここれを見ても分かる通り、非常に事故の多い場所であったことが分かります。
沖縄本島も昔に比べるとかなり開発が進んでおり、手つかずの自然を見ることができる貴重な場所なわけですが、人の手が入っていないということはそれだけ危険性もあるということです。
雨が降れば岩場は滑りやすくなりますし、ここの特徴として急激な増水などもあります。
国頭村ではこの場所に近づかないようにと警鐘を鳴らしているといいます。
心霊スポットとしても有名?
このような水難事故の多さから、現地では心霊スポットとしても有名になりました。
興味本位で他県から訪れる人も一時期は多かったですが、ここは霊的な意味ではなく、本当に危ない場所です。自然的な意味で。
だからこそ近づいてはいけないといわれています。
まぁ、そういわれるといってみたくなるというものなんですけどね・・・(^^;