ママカーストっていう言葉をご存知でしょうか?
ママ友との付き合いに関してカースト制度のような序列があるとして、雑誌や各方面のメディアで話題になっています。実際に調べてみると、wikipediaでも以下のように説明されていました!
ママカーストとは現代の日本において母親であることを共通とした友達付き合い(ママ友)において見られる序列のことを身分制度になぞらえて呼んだ表現。
この序列化の要素には、自身が身につけている衣服やバッグ等に加え、子供の学力、習い事の進歩状況、子供の外見(男子の場合は背丈)や夫の学歴や職業や収入など、さらにはマンションの何階のどの部屋に住んでいるかなどの事柄も含まれており、住んでいる部屋が自身の身に付けている物や年収に見合っていないならば気まずい思いをすることになる。
日本では江戸時代に終わったはずの身分制度が、今まさにママ友のなかで復活しているような感じですね。時代錯誤な感じですが、これから先、世帯年収が開くにつれてもっと顕著になりそうです。
ママカーストって具体的にどんなもの?
上で書いたように、ママカーストというのは結婚をして出産をしたお母さんたちの間で生まれるカースト制度(階級)のことです。
例えば、子供の学力によって序列が決まったり、身に付けている洋服や小物などのランク(値段)によって序列が付いたりするのをママカーストと呼んでいます。
他にも住んでいる地域や物件の値段、タワーマンションに住んでいる場合にはその階数なども序列関係に影響してくるみたいです。
こういうママカーストは、『名前をなくした女神』や『半沢直樹』などのドラマでも取り上げられました。
年収1000万円ってママカーストではどのレベル?
自分の周りでは、そんなカースト制度なんて全然ないよ!っていう平和な環境にいる方は良いですが、なかにはママカーストで頭を悩ませている人もいます。そこで、世間的にお金持ち世帯の入り口として認識される年収1000万円が、ママカーストではどのレベルなのかを調べてみました。
すると、収入によって階級を分けた以下のようなピラミッドを見つけることができました。(ちなみにグラフは世帯年収ではなく、夫の収入です)
これによれば、年収1000万円というのは上から4番目の富裕層に分類されることになりますね。
一般的に言われているのは年収1000万円以上の人は3%程度であるということ。そう考えてみると、カーストのなかではかなり上位に食い込んでいることになります。
年収1000万円以上が3%って本当?
3%というデータは、総務省の調べによるものなので当たらずとも遠からずといった感じだと思います。
ただ、実際にネットとかで調べてみると年収1000万円以上が3%程度なんて到底信じられない!という声もよく聞きます。以下は『年収1000万以上って周りに結構いるものですか?』という質問に対して寄せられた世論の回答です。
えっうちの幼稚園は年収1000万以下探すほうが難しい。
というよりサラリーマン自体が少ないかも。医者多いし。
本社東京の正社員40代は1000万以上じゃないかな。沢山いそう。
結構いるんじゃないのかな
うち年収2000万位だけど、周り見てると毎年海外に行ったり、高い服着てたりうちより良い生活してる人たくさんいるから、稼いでるのかなーって思う
こんな感じで、年収1000万円以上は周りにゴロゴロいるという意見が大多数を占めました。ちなみに、この回答をしているのは皆さん主婦の方です。
類は友を呼ぶということ
ただ、ひとつ忘れちゃいけないのが『類は友を呼ぶ』ということです。上で紹介した意見だけを見ると、年収1000万円なんてまわりにゴロゴロいるよ~という意見が大多数でしたが、そりゃ自分の夫が年収1000万円超えなら周りもそういう人たちが集まるはずです。
例えば、マンションに住んでいるのであればそのマンションのレベルで収入はだいたい決まるはず。そうすれば付き合う近隣住民も年収1000万円ということになりますよね。
さらに、年収1000万円の家庭が通っている学校や習い事も特定の場所に集中する傾向があります。
こう考えると、お金持ちはお金持ちで固まる。もっと正確にいえば、同じレベルの世帯は同じレベルで固まります。
今回は年収1000万円をテーマにしましたが、例えば極端な話、年収1億以上の人の周りにはそういうレベルの人が集まっているので、年収1億はゴロゴロいるという感覚だと思います。
ママカーストに関する結論を言うのであれば、年収1000万円が上位3%であるということは事実だと思います。
もし自分の旦那さんの年収が1000万円以上という場合には、それを当たり前と思わない気持ちを持ってほしいなぁと思いますね。