こんにちはJJです。
今回はオリックスの捕手である中道勝士選手を取り上げます。
新人選手として期待される彼ですが、プロ入り早々に大きなニュースが飛び込んできました。
それが『潰瘍性大腸炎』です。
この病気は厚生労働省の難病指定も受けている病で、過去には安倍首相なども羅漢した経験があります。
スポンサーリンク
難病に指定されている潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎は大腸の炎症によって起こる病で、下痢や腹痛などのほか、さまざまな症状を引き起こします。
Yahoo!ヘルスケアの概要を引用すると、
大腸粘膜が炎症を起こしてただれ、びらんや潰瘍を形成します。症状は粘血便ねんけつべん、下痢、腹痛などです。20~30代の若年成人に多く発症しますが、50~60代の人にもみられます。いったんよくなったように見えても、数カ月から数年後に悪化することがあります。
もともと欧米人に多く日本人には少ないと考えられていましたが、最近、日本でも急速に患者数が増えています。
とのことです。
血便や下痢、腹痛などが主な自覚症状で、内視鏡検査を受けることによって潰瘍性大腸炎の診断を受けることになります。
難病といわれると命に係わる恐ろしい病気というイメージがありますが、この病気自体は命を脅かすようなものではありません。
重症化すれば日常生活に影響が出るほどの症状が現れますが、適切な治療を受けさえすれば問題なく生活を送ることができます。
それにも関わらず、潰瘍性大腸炎が難病に指定されているのは原因が分からないからです。
世界中で研究がすすめられてはいるものの、現時点ではその発生因子が何なのか?ということまでは分かっていません。
中道選手の病状や今後の展開
スポンサーリンク
中道選手が症状を訴えたのは2016年12月18日。
この日は新入団選手発表会見があり、マスコミの前で抱負を語りました。
その直後、腹部に違和感を覚えた中道選手は病院へ行き検査を受けたところ、潰瘍性大腸炎が発覚したようです。
プロ入り早々に大きな病にかかってしまった中道選手ですが、野球ファンとしてもっとも気になるのは今後の展開です。
2月1日からは春季キャンプが始まりますが、このキャンプへは不参加と伝えられています。
治療期間は約8週間ということですので、約2か月後、つまり3月の中旬ごろからチームへ合流する見通しです。
ただ、治療期間とはいっても、これで完治するというわけではなく正確には症状が収まるという風に表現した方が正しいです。
潰瘍性大腸炎は緩解と再燃、つまり改善と悪化を繰り返すのが特徴です。
そのため、今後も継続的に治療は受けていく必要があり、なんらの原因によって再び症状が出始め治療が必要になることがあるかもしれません。
発生原因が明確に分からないということは予防の方法も明確ではないということです。この点、一般人にとっても非常に厄介な病ではありますが、スポーツ選手などのアスリートにとってはより厄介でしょう。
一刻も早い回復と活躍を願いたいですね。
智弁学園出身・ドラフト5位!中道勝士のプロフィール
1994年生まれ。捕手。2016年度ドラフト育成5位でオリックスへ入団。
・高校時代の成績
2011年甲子園(ベスト8)
2011年明治神宮(2回戦)
2012年センバツ(2回戦)
・大学時代の成績
2013年全日本(ベスト4)
2013年明治神宮(準優勝)
2014年明治神宮(準優勝)
2016年全日本(2回戦)
2016年明治神宮(優勝)
・代表経験
第14回AA世界野球選手権(中学)
第25回U-18世界野球選手権(高校)