こんにちはJJです。
今回は過去に日本球界で大活躍した外国人選手である李大浩(イ・デホ)選手について取り上げたいと思います。
彼は韓国球界から日本に渡り、オリックス→ソフトバンクと移籍して、その後はメジャーリーグのマリナーズで活躍しました。
そんな李大浩(イ・デホ)選手ですが、2017年にマリナーズからFAとなっており、注目を集めています。
日本球界では阪神が獲得に乗り出す動きを見せており、2017年のシーズンどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね。
今後の彼の動きを検証していきましょう。
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李大浩(イ・デホ)が日本球界復帰か?阪神が交渉?
2017年早々に大型外国人選手加入の動きが見られました。
FAとなった李大浩(イ・デホ)の獲得に向けて先手を打ったのは阪神タイガース。
この件について、スポーツ報知は以下のように報道しています。
阪神が今季の新外国人として、マリナーズからFAとなった李大浩内野手(34)の獲得調査に乗り出すことが6日、分かった。正三塁手候補のエリック・キャンベル内野手(29)を獲得したが、一塁のポジションは空白のまま。球団内ではさらに補強を行うべきとの意見も多く、昨季限りで自由契約としたマウロ・ゴメス内野手(32)を復帰させる案も含め検討を重ねていく。
彼の日本球界での活躍にはめざましいものがありました。
外国人選手に求めるものといえばパワーですが、オリックス、ソフトバンクに在籍した4年間は見事にその役目を果たしてくれました。
ちなみに、彼の日本での成績は以下の通り。
・オリックスの2年間
144試合、525打数、150安打、54得点
141試合、521打数、158安打、60得点
・ソフトバンクの2年間
144試合、566打数、170安打、60得点
141試合、510打数、144安打、68得点
この活躍をまた見せてくれるのであれば、日本球界へ復帰した際には2017年のシーズンも注目の選手になることは間違いないでしょう。
阪神への移籍の可能性ですが、現時点では非常に高いとみられています。
これは阪神が交渉に向けて調整を進めていることもそうですが、マリナーズが再契約の意思を示していないことや、その他球団が目立った動きを見せていないことなども理由として挙げられます。
マリナーズは新たに内野健外野手のバレンシアを獲得していますが、これに関してマリナーズのディポルトGMは以下のようにコメント。
『バレンシアの獲得は、(同じ右打ちの)李との再契約の可能性がほとんどないことを意味する』
2017年1月現時点では阪神以外獲得の動きを見せていません。
日本球界に復帰してどれくらいの活躍が見込めるのか?
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一番気になるのは日本球界に来た時にどれくらいの活躍が見込めるのか?といったところでしょう。
日本ではなかなか強烈な印象を与えた彼ですが、実は2016年のマリナーズでのシーズンはさえないものでした。
マリナーズでの成績は打率2割5分3厘、14本塁打、49打点。シーズン途中ではマイナー落ちも経験しています。
特に9月の後半からはスタメンを外され、出場の機会が少なかったのが気になります。
本人自身も、メジャーを一年経験してみて自分の不調をかなり実感しているようで、日本球界復帰への可能性を示唆しているとも伝えられています。
今期の活躍を判断するためには前シーズンの成績が参考にはなるものの、環境などが全く違うため、一概に判断することも出来ません。
それを考えれば、再度日本球界に戻ってきたとき、大きな活躍が期待できるかもしれませんね。
ちなみに、ソフトバンク退団時には保留選手名簿に球団側が名前を記載しなかったことで、『ソフトバンクは李をいらないと思っている』などと噂されましたが、実際には再契約に5億円という年俸を提示しており、球団としては適切に成績を判断したものとして考えるのが一般的です。
それよりも競合する海外チームが提示した条件が良かったことが明らかになっています。
李大浩(イ・デホ)のプロフィール
1982年6月21日、韓国・釜山生まれ。34歳。慶南高から2001年に韓国ロッテへ入団し、06、10年に3冠王。11年オフにオリックスへ移籍し、14年からソフトバンクに加入。16年は米マリナーズでプレー。韓国代表として08年北京五輪で金メダル。09、13年WBC代表。NPB通算成績は570試合で打率2割9分3厘、98本塁打、348打点。194センチ、130キロ。右投右打。