こんにちは。JJです。
今回は、イーグルバスについて取り上げます。
このイーグルバスというのは埼玉県の川越市にある小さなバス会社なんです。
埼玉県民なら知る人は多いのではないでしょうか?
では、なぜ今回、イーグルバスを取り上げるに至ったのかという話なんですが…
そのポイントは、“川越”にあります。
川越は別名、”小江戸”とも呼ばれています。
それくらい歴史ある町並みと豊かな風情を楽しめる場所なんですね。
埼玉県内では、屈指の観光スポットと言ってもいいんじゃないでしょうか!
毎年、600万人を超える観光客を集める川越市ですが、その裏にはイーグルバスの活躍があったのです!
地方のバス会社の多くは赤字を抱え、疲弊しているのが現状です。
しかし、不振を極めるバス業界の中で年々利用者を増やしているのがこのイーグルバスなんです。
『利用者=ファン』と捉えてもいいでしょうね!
そんな地域に愛されるバス会社にまで育ったイーグルバス。
気になるのは、その評判や理由ですよね。
というわけで、今回は地域住民に愛されるイーグバスの評判やその理由に迫ってみました!
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人気No.1!イーグルバスの評判は本当だった!
さて、そっそく気になる利用者の評判を調べてみました!
すると、フォートラベルというサイトが発表している“川越乗り物満足度ランキング”において堂々の1位に輝いていたのです!
フォートラベルというサイトは、利用者ひとりひとりの実際の声が集まって運営されています。
そのため、その口コミ情報はかなり信用できると言ってもいいでしょう。
気になる利用者の評価を項目別に見ていきましょう。(当ランキングは、5点満点評価です)
乗り場へのアクセス:3.88
人混みの少なさ:3.12
コストパフォーマンス:3.36
バリアフリー:3.21
みんなの満足度(総評):3.73
5点満点でこのポイントはかなりいいんじゃないでしょうか!
中でも特に評判が良かったのがボンネットバスと呼ばれるものです。
このバスの特徴は何といっても外観です。
見れば一目瞭然!
すんごいレトロなんですw
それはまさに古き良き日本を象徴するかのような風貌です。
そのレトロな外観と町並みがよくマッチしていると評判なんですね。
しかし、実用面でもイーグルバスに死角はありませんよw
なんと、1日フリー券が500円で買えるというのだから驚き!
たったワンコインで川越の町並みを隅々まで堪能できるなんて言うことなしですね!
年々ファンが増え続ける理由とは?
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でも、イーグルバスのファンが増え続ける理由はこれだけじゃなかったんです。
これには、イーグルバス会社の社長を務める谷島賢さんの並々ならぬ努力があったからなんです。
谷島さんが同社の社長に就任したのが2000年のこと。
この時点では会社の成績は赤字でした。
しかし、2003年をターニングポイントとしてイーグルバスはじょじょにその人気を集めていきます。
どん底にあったイーグルバスを復活させるために矢島社長がしたこと…
それは、徹底的なデータ取りです。
例えば、バスにアクセスカウンターを設置して1日の乗客数を調べたり、赤字区間の路線を徹底的に炙りだしたり…
データに裏打ちされた合理主義を貫くことでイーグルバスは今日までの人気を不動のものとしたのです。
矢島社長が行った改革案の中で一番驚いたのが、
そもそも、バス停が何でその位置に立っているかご存知ですか?
普通は知らないですよね 苦笑
一般的に考えれば、人の往来が多いところに立てるものですが、中には『え?そこに人来ないでしょ?w』っていうところにポツーンと立っているバス停とかもありますからねw
矢島社長が目をつけたのはまさにそこなんです。
つまり、『そこに本当にバス停は必要なのか?』という疑問の下、常に仮説と検証を繰り返しながら、最適な場所にバス停を設置したんです。
これには想像を絶する根気が必要だったでしょうね。
まとめ
今回は、着々とファンを増やし続ける川越市のバス会社・イーグルバスについて調べてみました。
確かに、口コミサイトの評価が高かったのは事実です。
町並みにマッチするレトロなバスの導入や低価格路線というのも成功の一因であることは間違いないでしょう。
しかし、それはあくまで表向きの”見える部分”での話。
裏の”見えない部分”では、矢島社長の愚直なまでの努力と試行錯誤がありました。
そのどちらも『お客様のため』という真摯な気持ちから始まったことは言うまでもありません。
そんな誠実なイーグルバスが地域から愛されないわけはないですよね!
イーグルバスにこんな奥深い背景があるなんて思ってもみませんでしたw
今度、川越に行ってみようかな〜