セウォル号事故の原因は”人災”?暴き出された数々の闇

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こんにちは。JJです。

今回は、セウォル号事故について取り上げます。

事故から1年が経ちましたが、この事故のことを憶えていますか?

これは韓国で起きた事故でしたが、当時、日本でも大きく報道されていました。

乗客476名のうち、304人もの死者および行方不明者を出した大事故でした。

しかも、犠牲者のほとんどは修学旅行中の高校生でした。

1年が過ぎた今でも、まだ真相は解明されていません。

悲惨な事故を風化させないためにも、今回はセウォル号事故の原因について書いていきます。

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セウォル号事故の原因は急激な方向転換?

事故当初、セウォル号の事故原因として発表されたのが”セウォル号の急激な方向転換”でした。

韓国当局の発表によると、進路を変更する予定のポイントでセウォル号が急激な方向転換を行ったため、船内に積み込まれた荷物のバランスが崩れ、その結果、船体が転覆するに至ったらしいです。

そもそも、「なぜ急激な方向転換を行ったのか?」という部分ですが、その理由については未だに解明されていません。

一部では、暗礁に乗り上げるのを回避しようとしたためだとか、潜水艦との衝突を回避しようとしたためだとかいう話もありますが、憶測の域を出ていません。

いずれにしても、この急激な方向転換が事故の一因になっていることは間違いないでしょう。

しかし、事故の根本的な原因はもっと別のところにあったんです。

セウォル号事故は”人災”だった!?発覚した闇の事実

上にも書いた通り、急激な方向転換が事故の”遠因”になっていることは間違いないと思います。

しかし、事故そのものを引き起こした原因を深く調べてみると、そこには憤りを隠せない事実がありました。

セウォル号事故を引き起こした本当の原因…

それは、過積載です。

セウォル号の最大貨物積載量は、967トン。

これに対し、事故当時に積まれていた貨物量は、なんと3788トンだということが後の調査で判明したのです。

これは異常な数値ですよね。
最大積載量というのは、安全基準のひとつの目安です。
それを全く無視していたのですから、人命を軽んじていたとしか思えません。

最大積載量を無視していたばかりか、貨物が正しく固定されていなかったというのですから、目も当てられませんね…

会社ぐるみの犯行?船が沈没する直前に過積載のデータを改ざん

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事故について調べていくと、さらに目を覆いたくなるような事実が…

それが、データの改ざんです。

実は、船が沈没する直前に船員が運行会社の人間とやりとりをしていたんです。

それはどんな内容だったのかというと、過積載のデータを改ざんするよう指示していたというのです。
積荷の記録を改ざんし、重量を軽く見せる工作をしていたことが発覚しました。

日頃からずさんな管理をしておきながら、その上、隠蔽工作をするとは人間性を疑わずにはいられませんね。

まとめ

今回は、セウォル号事故の原因について調べてみました。

事故から1年が経つというのに、その全容が解明されていないというのは、遺族の方たちにはいたたまれないでしょうね。

最愛の家族の命を不条理にも奪われ、その原因も分からないいまま。
しかも、その事故は未然に防げたものです。

遺された方は今どんな思いでいるのでしょうか。

私には想像もできないほどの悲しみや怒りに打ち震えているのかもしれません。

現在、遺族の方たちは事故の全容解明に向けて一丸となって立ち向かっています。

遺族の方たちが1日でも早く事故の真相を知ることができる日が来ることを願っています。
そして、この事故で亡くなられた方が安らかに眠りにつけるよう祈っています。

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