MTCオイルはダイエットなどで注目を集めている油です。
海外の人気モデルなどを中心に火が付いたスーパーフードは日本でもお馴染みですね。チアシードやアサイーなどといった食材のことです。
一般的には栄養価が高く、一般的な食材とサプリメントの中間的な位置づけをなす食事のことをスーパーフードと呼ぶらしいです。
MCTオイルはそんなスーパーフードならなぬスーパーオイルと呼ばれ注目を集めています。
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MTCオイルとはなんなのか?分かりやすく解説
MTCオイルとは、Medium Chain Triglycerideの頭文字を取ったものであり、100%中鎖脂肪酸油です。
ただ、こんな説明を聞いてもよく分かりませんよね。MCTオイルについて詳しく書かれているページは数多くあれど、読み終わって思うのは『結局MCTオイルってなんなんだっ!』っていう疑問だけ。笑
そこで分かりやすく見ていきたいと思います。
MCTオイルを理解するためには、まず中鎖脂肪酸というものについて理解する必要があります。
中鎖脂肪酸は聞きなれた人も多いと思いますが、医療現場でも長年使われてきた機能性の大変高い油です。
油と聞くと太るようなイメージを持つ人も多いと思いますが、中鎖脂肪酸はまったく逆で、脂肪を体内に溜め込まないようにしてくれる役割があります。
これは中鎖脂肪酸が体内でエネルギーに変わる速度が普通の油よりも約4倍も早いことが大きく影響しているといわれています。
この中鎖脂肪酸100%で出来ているのがMCTオイルです。
スーパーなどに行くと、『中鎖脂肪酸配合!』のようなテロップはよく見かけますが、そのほとんどは油全体の数十パーセント程度である場合が多いのに対し、MCTオイルの場合には100%。
これがスーパーオイルといわれ、注目されている理由のひとつです。
MCTオイルの効果をざっと見てみよう
MCTオイルには大きく分けて以下4つの効果があります。
- ダイエット効果
- アルツハイマーをはじめとする脳神経疾患の予防
- 美肌効果
- 整腸作用
このなかでも特に注目されているのはやはりダイエット効果です。
良い油を優先的に摂取することによって満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを抑える効果があるとも言われています。
効果的な摂り方は?
効果的な摂り方はそのまま摂取することです。
ただ、そのままといっても油を直接飲むわけではなく、料理に混ぜて使うことが一般的です。
ここで注意したいのは過熱は出来ればさけること。
MCTオイルは熱に弱いため、極力生のまま摂取するようにしましょう。
おすすめの方法としては飲み物に加える方法やサラダにかける方法などです。
MCTオイルは無味無臭ですので、どんなものに加えても基本的には味や風味を邪魔しません。
摂取量はどれくらいが目安?
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摂取量の目安は1日30g程度です。
健康的な人が摂取する分には、基本的に取りすぎによって起こる重篤な副作用などはないといわれていますが、あくまでも油であるためカロリーには注意をしましょう。
100gあたり900カロリーという高カロリーですので、いくら太りにくいとは言っても過度な摂取は体にいいとはいえません。
ちなみに、体に不調を抱えている特定の人の場合には重篤な副作用のリスクがあります。これに関しては、mctオイルは寝る前が良い?発癌性や副作用、肝臓病患者へのリスクで詳しく解説しています。
具体的なダイエット方法
MCTオイルを用いたダイエット方法は極めて簡単で、MCTオイルを食事と一緒に1日30gを目安に摂取するだけです。
これを毎日続けるだけでダイエット効果が得られます。
油を摂取するだけでダイエット効果が得られるなんて嘘だ!と半信半疑の人も多いでしょうが、実際に続けていくと食べ過ぎや不要な間食が減っていくのが分かります。
この食べ過ぎを防ぐ効果によって徐々に体重が落ちていくため、健康的に痩せることができるといわれているのです。