こんにちは。JJです。
今回は、ミュージカル『エリザベート』に出演されている尾上松也さんを取り上げます。
尾上さんといえば、
『エリザベート』でルキーニ役を演じることで話題になりましたね!
『何で?』って思うかもしれませんが、尾上さんの本業は、なんと”歌舞伎役者”なんです!
これは意外ですよねw
素人考えで恐縮なんですが、
『歌舞伎とミュージカル!? ジャンルが違いすぎでしょw』
なんて思ったんですが、どうなんでしょうか?
その辺りも気になるので、今回は、尾上松也さんとルキーニ役について調べてみました!
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衝撃のキャスティング!?尾上松也がルキーニを演じる意味って…
昨年に『エリザベート』のキャストが発表されるや否や、
そのキャスティングが話題になりましたよね!
中でも一番取り沙汰されたのが、ルキーニ役の尾上松也さんです。
上でも書いたことなんですが、尾上さんの本業は歌舞伎役者なんですね。
尾上さんが話題になったのは、これが理由です。
ですが、理由はこれだけではなかったんです。
実は、このルキーニ役というのは、今まで俳優の高嶋政宏さんが単独で演じてきた配役なんです。
『エリザベート』が2000年に上演されてから2012年に至るまで、全てのルキーニ役を高嶋さんがたった1人で演じたきたんです。
驚くことなかれ!
その回数、なんと1067回!!
ルキーニという役は、それだけ”伝統”のある配役というわけです。
そんな名誉あるルキーニ役に大抜擢されたんですから、尾上さんが話題になるのは当然といえば当然の結果ですよね!
尾上松也が演じるルキーニってどんな役なの?
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そうなると、ルキーニってどんな役か気になりますよね?
そこもぬかりなくチェックしていきましょうw
そもそも、『エリザベート』という物語は、
オーストリア帝国の皇后・エリザベートの一生を描いた作品です。
その中で、ルキーニは物語のストーリーテラー、つまり、進行役として登場します。
物語の要所要所でストーリーを解説する役ですね。
『物語の人物として登場しないの?』
って話ですよねw
これがルキーニの特徴なんです。
実は、ルキーニには2つの顔があります。
1つは、先ほど書いた通り、ストーリーテラーとして。
もう1つは、エリザベートを暗殺するテロリストとして。
“ストリーテラー”として登場するルキーニは観客の視点で。
“暗殺者”として登場するルキーニは物語の登場人物の視点で。
ルキーニは、この2つの視点で演じなければならないんです。
何かえらく難しそうな役ですね 苦笑
物語の鍵を握る役ですので、ルキーニは準主役レベルの配役らしいですよ!
まとめ
『エリザベート』の新キャストが発表されて話題になった尾上さん。
詳しく調べてみると、その裏には納得の理由があったんですね。
12年も続いた伝統ある配役交代に加えて、
2つの役割を担う重要なルキーニを演じるとなれば、話題になって当たり前ですよねw
過去のイメージに囚われることなく、
尾上さんには新しいルキーニを演じてもらいたいですね!