こんにちは。JJです。
今回は、ギリシャのデフォルト危機について取り上げます。
ギリシャといえば、6/27にEUからの財政援助が打ち切られましたね。
ギリシャの財政問題は今に始まったことではありませんが、この決定でどうやらギリシャの財政破綻の可能性が濃厚になってきました。
グローバル化が進む現代において、今回の問題は”遠い国の問題”では済まないでしょう。
やはり、気になるのは日本への影響ではないでしょうか?
今回は、ギリシャの財政破綻がもたらす日本への影響について調べてみました!
スポンサーリンク
どうなる!?ギリシャのデフォルトがもたらす日本への影響とは・・・
そもそも、今回の問題はギリシャが国際通貨基金(IMF)から借りていた2100億円もの借金を踏み倒したことがきっかけです。
もし、ギリシャがデフォルトした場合、日本へ与える影響は“限定的”だとする見方が強いようです。
結論から言ってしまえば、日本は“円高・株安”になる可能性が高いですね。
“円高・株安”になったとしても、それはあくまで一時的なものだとする考えが主流ですので大半の国民は壊滅的なダメージを受けなくて済みそうです。
こういった主張をする人が多くいると心強いですねw
ですが、株式投資や為替取引を行っている方は注意が必要です!
いくら一時的な影響とはいえ、相場が大きく荒れる可能性があるからです。
投資やトレードをされている方は今後の動向を厳しくチェックしていきましょう!
しかし、その他の人も楽観視していてはダメですよ。
これらは、あくまでも”予測”に過ぎません。
もしかしたら、“円高・株安”が長期化する可能性だってあります。
不景気になる?円高になると日本はどうなるの?
スポンサーリンク
日経平均株価も2万円を突破したことが話題になりましたね!
でも、これがギリシャのデフォルトをきっかけに日本は円高に進んでしまう可能性があるんです。
これは、ギリシャが財政破綻したことでユーロの信用がガタ落ちし、ユーロの価値が下がることが原因です。
そうなれば、価値の低いユーロなんて誰も持ちたくないですよね?
世界中の投資家も同じことを考えてどんどんユーロを手放します。
そして、安全な資産と言われる日本円を次々に買っていくことになります。
これが円高になるまでのシナリオです。
もし、日本が円高になれば、回復傾向にある日本経済に水を差すことになります。
円高になれば、海外に輸出している日本の企業は赤字になってしまいますからね。
すると、日本の企業は赤字を解消するために外国人労働者を雇ったり、海外に工場を移転してしまいます。
これを『産業空洞化』と呼びます。
つまり、日本のお金が国内ではなく国外に出ていってしまうんです。
そうなれば、給料の削減や求人の募集停止が起こるでしょうね・・・
日本は輸入よりも輸出が活発な国なので円高になるとどうしても不景気になりがちなんです。
まとめ
今回は、デフォルトが心配されるギリシャについて取り上げました。
EUの財政支援の期限は6/30までです。
もし、期限を過ぎても借金返済の目処が立たなければ、デフォルトは確実と言えるでしょうね。
早くて7月中にはギリシャの財政が破綻するんじゃないでしょうか・・・
日本への影響は限定的という声もありますが、これに安心するのではなくて個人個人でしっかりと対策を考えておきましょう!