こんにちは。JJです。
今回は、細山貴嶺さんについて取り上げます。
細山貴嶺くんというと、蝶ネクタイと眼鏡がトレードマークのぽっちゃりした可愛らしい男の子という印象がありますよね?
番組に出演した時の『太いけど、細山ですっ』という自己紹介も当時話題になってましたねw
『そういえば最近見かけなくなったな〜』なんて思って何気なく調べてみると超意外な事実が!
なんと、昔よりかなり痩せていてイケメンになっているじゃありませんか!
みんなが知る細山貴嶺くんはそこにもういませんでした。
今は細山貴嶺さんとお呼びすべきでしょうw
痩せてイケメンになってガラリとイメージが変わっていたことにもビックリですが、細山さんについて調べてみるともっと意外な事実に行き当たりました。
それは、過去に細山さんがいじめを受けていたということです。
しかも、そのいじめは苛烈なもので想像を絶するものでした。
子役タレントとしてテレビで活躍している時はあどけない笑顔を振りまいていましたが、その裏では耐え難いいじめに涙していたんですね・・・
しかし、そんな細山さんに人生を劇的に変える転機が訪れます。
それが、細山さんが中学生の時でした。
果たしてそれは一体何だったのか?
今回は、細山さんが受けた壮絶ないじめや中学時代に訪れた転機について書いていきます。
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太っていたのはいじめのストレスからだった。
細山さんといえば、ぽっちゃり体型がチャームポイントでしたよね。
番組出ている時も体型に纏わる話が大半でした。
太った原因について尋ねられると細山さんは『食生活の変化が原因』と語っていました。
実は、細山さんは小学生の時からインターナショナルスクールに通っていたんです。
インターナショナルスクールへ入学すると、それまでの環境が一変します。
外国人の生徒が多いため、同級生や教師と頻繁に食事の付き合いが多くなったそうです。
しかも、インターナショナルスクールということで学校の給食はほとんど高カロリー・高脂肪のものだったみたいです。
そういった不摂生が祟って肥満になってしまったと当時は語っていたんです。
しかし、その実情は全くもって違うものでした。
そもそも、細山さんが太り始めたのは幼稚園の頃。
既にその頃から、いじめの標的になっていたようです。
しかし、インターナショナルスクールに入学したことで状況はさらに悪化。
太っていることに加え、英語ができないことでいじめの格好の餌食にされてしまったんです・・・
しかも、いじめの内容もより悪質になってしまったのです。
『デブ、死ね!臭い!』といった言葉の暴力は当たり前。
その他にも工作や宿題を隠されたりといじめは陰湿さを極めていきました。
でも、いじめはこれだけでは終わりません。
加害者は言葉の暴力だけでは飽き足らず、身体的な暴力を振るうようになるのです。
当初は突き飛ばされる程度だったんですが、暴力は次第にエスカレートしていき、殴る蹴るが当たり前になります。
そして、ついに首を絞められ、失神してしまう事件にまで発展します。
このエピソードを見た時は胸が締め付けられました。
これはいじめという問題ではないですよね・・・
彼らの行いは犯罪の域に達していると思うのは私だけではないはずです。
こうした壮絶ないじめが幼稚園から中学生まで続くんですから、それはまさに地獄のような日々だったんじゃないでしょうか?
正直、私には想像もできない日々を送っていたんだと思います。
いじめの果てに・・・小学生の時に自殺を図る
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それは、自殺未遂です。
この時、細山さんは小学生でした。
小学生が自殺未遂ですよ?
遊ぶことが何より楽しいこの時期に自ら命を絶とうとするなんて、当時の環境がよっぽど耐え難いものだったんでしょうね・・・
学校中が敵だらけの状況で唯一仲良くしてくれた友達がいたそうなんです。
しかし、その唯一の友達と些細なことで大喧嘩をしてしまうんですね。
自殺未遂はこれが引き金になったみたいです。
友達と喧嘩したことで、『もう誰も助けてくれる人はいない』と思った細山さんはネクタイで首を締めて倒れたそうです。
細山さんはこの時に初めて親にいじめられている事実を打ち明けました。
大切な人だからこそ心配させたくなくてずっと黙っていたんですね。
細山さんは病院に行くことはなく、学校にいたカウンセラーに相談することにしたそうです。
しかし、学校とつながりのあるカウンセラーだっため、ことを大きくしたくないカウンセラーは、今回の一件は家庭環境のせいだと結論付けていじめについては黙殺したというのです。
こんな人間が教師やカウンセラーという職に就いていると思うと何だかやりきれませんね・・・
コンプレックスを笑いに・・・細山貴嶺に転機が訪れた中学時代
救いようのない環境に身を置いていた細山さんですが、中学時代にその後の人生を大きく変える転機が訪れます。
それが、“お笑い”との出会いです。
細山さんが中学生の時、芸人が自分の体型や容姿のコンプレックスを笑いに変えていることに気づいたのです。
その瞬間に心に変化が生まれたというのです。
『太っている自分はダメだ』と思う心がいじめを招いているのかもしれないと思うようになったらしいです。
心に変化が起きてから、真っ先に取り組んだのが勉強とダイエットでした。
今まではいじめの原因を全て自分の内側にあると思っていたため、自分を好きになれなかったみたいです。
でも、自分を好きになりたいから、苦手なものにチャレンジすることで自信をつけようとしたんですね。
しかし、転機はそれだけじゃありませんでした。
中学生になって初めて自分の話を聞いてくれる先生と出会うことができたんです。
その先生は、『僕は君を守るから』と言ってくれたんです。
孤立無援状態だった細山さんからすれば、その言葉はこの上なく心強かったでしょうね。
中学時代に”お笑い”と”よき理解者”という出会いを通して、細山さんは心身共に大きく成長することができたんですね!
まとめ
今回は、元子役タレントの細山貴嶺さんを取り上げました。
子役タレントとして活躍していた時に見せていた笑顔の裏には想像を絶する苦痛があったんですね。
いじめられていても親を悲しませたくないから黙っていたという話からも細山さんの優しさが垣間見えます。
どうしてこんなにも優しい子がいじめられなければいけないんでしょうか・・・
しかし、細山さん自身も語っているようにこの経験を通して大きく成長できたのも事実のようです。
いじめられている頃は、『太っている自分が悪い』と思っていたのが、中学時代を機に『太っているのも一つの個性。そのおかげで、テレビにも出られたんだよ。』と思うように変わったと語っていました。
これに加えて、『また太ったとしても、心まで弱い頃には戻りません。』とも言っていました。
本当に強くなられたんですね!
辛い経験をした細山さんですが、これからも誰よりも強く、そして誰よりも優しくあり続けてほしいと思います!