引き寄せの法則に科学的証明を与えることはできるか?

ライフハック

成功哲学といえば引き寄せの法則が有名ですね。

今までに成功哲学や自己啓発系の本を読んだことがない人でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

引き寄せの法則は簡単にいうと、『自分が考えていることや思っていることがそのまま現実化する』というものです。

有名な本『思考は現実化する』でも、このようなことが書かれています。

ただ、普通に考えると自分が考えていることがそのまま現実化するなんてありえない!と思う人も多いはずです。

私も思っていました。

今でも引き寄せの法則を100%信じているか?と聞かれるとYesとは答えられないところがありますが、それでもかなり真実なんじゃないかと思っています。

この引き寄せの法則というものは、解釈の仕方や説明の仕方次第では宗教やトンデモ話のようになってしまいます。

しかし、そんな怪しい話あるわけない!といってしまうのは簡単ですが、もしこれが真実だった場合の損を考えると少しでも真面目に考えてみる価値はあると思うんです。

ということで、引き寄せの法則が科学的に証明できるのかどうか考えてみました。

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科学的に説明しようとする本の多くは量子力学を使う

実は引き寄せの法則やアファメーションなどの効果を科学的に証明しようとした本は今までにたくさんあります。

例えば以下のような本。

この本は物理学の研究を世界で行ってきた著者によって書かれた本で、引き寄せの法則などの成功法則に対して科学的な説明を与えようとしています。

このような本で書かれていることはほとんど同じで、量子力学の持つ不可解さから成功法則を説明しようと試みています。

量子力学の持つ不可解さ

量子力学は人知を超えた不可解さを持っているといわれています。

色んな理論がありますが、そのなかでも有名なのは二重スリット実験ではないでしょうか?

二重スリット実験を説明した動画としては、上のものが有名ですね。

ただ、この動画は非常に分かりやすく、不思議さを理解しやすいんですが、分かりやすくしようとしすぎていて厳密ではない部分もあるので、そこは理解しておくべきだと思います。

この二重スリット実験を一言でまとめると、『量子の世界では人間が観測したときとしていないときでは起きる現象が異なる』という感じでしょうか。

このような観測が現実の現象に対して与える影響を示した実験としては、『シュレディンガーの猫』も有名ですね。

シュレディンガーの猫

ここでわざわざシュレディンガーの猫を1から書く必要はないと思うので、概要をwikipediaから引用しますね。

シュレーディンガーの猫(シュレーディンガーのねこ、英: Schrödinger’s cat)またはシュレディンガーの猫は、射影公準における収縮がどの段階で起きるのかが明確でないことによって引き起こされる矛盾を示すことを狙いとした思考実験のことである。

まず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。

この系において、猫の生死はアルファ粒子が出たかどうかのみにより決定すると仮定する。そして、アルファ粒子は原子核のアルファ崩壊にともなって放出される。このとき、例えば箱に入れたラジウムが1時間以内にアルファ崩壊してアルファ粒子が放出される確率は50 %だとする。この箱の蓋を閉めてから1時間後に蓋を開けて観測したとき、猫が生きている確率は50 %、死んでいる確率も50 %である。したがって、この猫は、生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならない。

上の二重スリット実験のところでも書いたように、観測すること自体がその実験結果に何かしらの影響を与えるということは何となくイメージできると思います。

例えば、暗闇のなかで自分の飼っている犬を観測しようとします。

でも、真っ暗闇のなかでは人間はモノを見ることができないので、わずかな光を当てなければいけません。

それじゃあ、人間の目がギリギリ見える程度に光を差し込ませて犬を観測すれば、それは暗闇で犬を観測したことと同等なのでしょうか?

答えはNOですよね。

だって、実際には真っ暗闇ではなくて、わずかに光が差し込んでいるわけですから。

こんな感じで、観測するという行為そのものが実験結果に影響を与えてしまうということは様々なところで起こりえます。

シュレディンガーの猫も、いわゆるそういうような話です。

ちなみに、シュレディンガーの猫は量子力学のパラドックスといわれ、数々の物理学者の間で議論されましたが、天才物理学者ノイマンによって数学的に正しいことが証明されました。(正しいというのは量子力学の観測が実験結果に影響することが正しいということ)

人の心や思考が結果に影響を及ぼす

こう考えてみると、確かに量子力学の世界では観測主体(自分自身)の思考や心の状態が結果に影響を及ぼすといえそうです。

でも、短絡的に結び付けることはできないとも思います。

だって、量子力学で言っている話は『観測という行為自体が結果に影響を与える』ということであって、考え方(プラス思考なのかマイナス思考なのか)が結果に影響を与えるといっているわけではないからです。

量子力学ではこんな不思議な現象が起きるんだよ!だから引き寄せの法則の法則も成立する!

というのは、とんでもなく短絡的だと思います。

引き寄せをダイレクトに実験した例も

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実は過去に引き寄せの法則をダイレクトに証明しようと実験した例があります。

ナショナルジオグラフィックの街頭実験などと呼ばれているもので、一部では有名になりました。

これも一部引用しておきます。

ナショナルジオグラフィックが行った街頭実験は、まさに引き寄せと思われてた現象を証明する形となった。ポジティブに考え、自分が幸運な人間だと信じることは、実際に幸運になるかどうかに大きく影響する可能性があるのだ。

実験ではまず、道行く人々に対して、自分を幸運だと思うか、不運だと思うかを訊ねた。次にそれぞれに新聞を渡して、10秒以内にこの新聞に載っている写真の数を数えることができたら、20ドルの賞金をプレゼントすると伝える。

驚くべき結果となった。自分を幸運だと思っている人は、不幸だと思っている人に比べて、賞金を獲得する人数が3倍も多かったのだ。

その秘密は、物事に対するアプローチの仕方にあるようだ。実は、新聞の2ページ目に、ナショジオのホストが写っている写真があり、“インタビュアーに7枚の写真を見たと答えれば、20ドル獲得できます”というヒントを与える吹き出しがついていた。自らを幸運だと思っている人々は、この吹き出しに気づく確率が高かったのだ。

この実験結果で引き寄せの法則が証明されていると考えるのはどうかと思いますが、いわゆるプラス思考やポジティブシンキングの力は証明しているでしょうね。

結論を言えば、まだまだ不完全ではあるものの、ポジティブシンキング(ポジティブな思考が結果に良い影響を与える)というのは真実だと思います。

これを引き寄せの法則というか、それとも単なる前向きの力ととらえるかは人それぞれです。

ただ、引き寄せの法則を信じて実行するだけなら何のリスクもないわけなので、やらないで後悔するよりも、とりあえず信じてまずはやってみる!という姿勢が大切なんだと思いますね。

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