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秋の季節になるとスーパーでもよく見かける柿。ビタミンCなどの栄養素を多く含んでいる柿は単なるフルーツとしてではなく健康食品としても人気のある果物です。

果物の中にもさまざまなブランドが存在しますが、それは柿も例外ではありません。

そんなブランド柿の中でも近年人気が急上昇しているのが熊本で作られているシンデレラ太秋という柿です。

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シンデレラ太秋とは

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シンデレラ太秋とは、熊本県益城町で栽培されているブランド柿です。

1995年に正式に品種登録がされ、その実の食感はサクサクとしており、梨のような食感とも形容されます。

日本の柿の中では最高の甘さを誇るといわれているその糖度は実に20度以上というのだから驚きです。

ちなみに、甘さの基準となる糖度の数値は数字が高くなるにつれて甘いことを表し、果物の中でも甘いとされているメロンでさえ平均的な糖度は18度程度だといわれています。

柿はどちらかというと甘さを楽しむ果物というよりは、口に含んだ時の独特の香りやその歯ごたえなどを楽しむもので、甘さは控えめのものが多いですが、シンデレラ太秋というブランドは口に含んだとたんに口いっぱいに柿の持つ甘さが広がります。

この品種は一般的な柿よりも2回りほど大きく、贈答品などに用いられるような大玉になると1個5,000円もの値が付くこともあるそうです。

大きいと味も落ちる印象がありますが、この品種に限ってはどちらも実現されており、人気が出る理由も納得ですね。

田舎ではよく見かける柿の木のように、本来柿は外で栽培される露地栽培という方法が取られます。しかし、このシンデレラ太秋は一般的な柿とは違い、ビニールハウスで栽培されるところに大きな特徴があるのです。

シンデレラ太秋は木にストレスを与えることで糖度を上げる

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シンデレラ太秋の大きな特徴でもある糖度に関してですが、この高い糖度を実現しているのが独特の栽培方法にあります。

柿の木に行きわたらせる栄養分を最低限に抑え、栽培中、木にストレスを与え続けるのです。

ストレスをかけ続けることで、植物の本来持っている生命力を最大限に引き出し、柿の実の糖度はどんどん上昇していくという仕組みです。

一般的な柿とは違いビニールハウスでの栽培を行っているのには、こうしたストレスなどを人工的に掛けやすいというメリットがあるためです。

さらに、ビニールハウスの土壌の下には沢山の木材が埋め込まれており、これらが柿の木に酸素をもたらしてくれ、実を付けるのに最適な土壌環境を作り上げてくれるのだそうです。

シンデレラの名前の由来は見にくいから?

シンデレラ太秋という名前自体が非常にユニークですよね。この名前の由来は一体どこから来たのでしょうか。

シンデレラ太秋という品種は完熟すると『条紋』と呼ばれる輪状の筋が実の表面に入ります。

度重なる品種改良の末に誕生した柿でしたが、この見た目の悪さから始めは失敗作の烙印を押され、市場に出回ることはなかったそうです。

この見た目が悪いにもかかわらず、食べると忘れられないほどの衝撃的な甘さが口に広がり大変おいしいというギャップからシンデレラの名が冠されたといわれています。

シンデレラ太秋は皮の表面にひびが入っていればいるほど糖度が高く、甘い証拠なのです。

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他にもある!日本屈指の味を誇るブランド柿

ここで紹介したシンデレラ太秋はいまや名実ともに日本一の高級柿と呼んでも言い過ぎではないほどのブランドです。

しかし、日本には太秋以外にも素晴らしい高級柿が存在します。

まず紹介したいのは和歌山県九度山町が誇る高級柿である『不老柿』という品種です。

この品種はフルーツコーディネーターが選ぶ最高級が気としても有名になった柿で、和歌山県九度山町で栽培される柿の中でも長年柿を作り続けてきた名人の目利きによって最高級のランクが付されたものだけが不老柿として出荷されます。

富有柿といえば日本屈指の生産量を誇る和歌山県が作るブランド柿です。

この富有柿が生まれるのは和歌山県の恵まれた土壌と独特の地形にその秘密があるのだそうです。

そんな柿の名産地でもある和歌山県で作られる柿の中でも最高級に分類される不労柿は是非一度は食べたい品種でしょう。

また、鳥取県が名産の花御所柿という品種も大変甘く、通の間では人気のブランドです。

大きさに関しては和歌山県の富有柿と同じほどの大きさで、果肉は繊細でとても口当たりがいいのが特徴です。

甘さも糖度が20度近くあり、シンデレラ太秋にも負けな程の甘さを誇ります。

後味に渋みが若干残るところも花御所柿の特徴で、この後味が忘れられずに病みつきになる方は多いようです。

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